『シャットフェース』 とは
体が右を向いている期間、区間
(テークバック初期~インパクト直前)
フェース面が下向き
垂直の状態よりも地面向きの事を指します。
![スナップショット 4 (2013-12-05 18-39)](https://livedoor.blogimg.jp/hbs/imgs/9/0/90665353.png)
この対語になるのが オープンフェース で
体が右を向いている期間、区間で
フェース面が上向き、空を向いている事です。
スイングには前傾姿勢があるので
体が右を向いている期間、区間では
体の左サイドの方が右サイドよりも高い位置関係にあり
その分シャットになるのが自然(スクエア)です。
テークバックの初期の段階で
そのフェース面の向きが上(空)向きになるということは
クラブを体の回転でなく
手さばき、手を捻る動き(右にハンドルを切る動き)によって
動かしている…という証でもあるので改善が必要です。
体が右を向いている期間、
少々オーバー気味にシャットを維持することは
前傾姿勢維持にもつながり、
特に切り返しからインパクトまでの期間では
左サイドを低くしておく時間を長くし
左への体重移動のし易さ、如いては
背骨を軸とした体に易しい回転がし易くなります。
![スナップショット 1 (2013-11-13 6-41)](https://livedoor.blogimg.jp/hbs/imgs/e/d/edd43161.png)
そもそも 体=骨盤が右を向いていないと
テークバック~トップ~切り返し~ダウン~インパクト直前
この期間にシャットフェースを形成することが難しくなります。
ダウンスイングでシャットフェースが形成されていると
ヘッドの重さによって グリップ~クラブが進行方向に押され
『より早い』時期にインパクトを迎えられます。
オープンフェースでは インパクトしても飛びませんし、
場合によってはフェースでボールが打てません。
よって ダウンスイング~インパクトの間のどこかで
グリップの移動を止め シャフトターン・ヘッドターンを
しなければならず その時間の進行分だけ
体が下向きの期間を失います。
![スナップショット 3 (2013-11-13 6-42)](https://livedoor.blogimg.jp/hbs/imgs/b/1/b18b7dbd.png)
あまり大きく腕を使わない
ランニングアプローチの練習などで
シャットを造り、
そのグリップエンドの向きのまま(のイメージ)で
体の回転でボールの上っ面をさらう
というドリルはとても有効だと思います。
![swing102](https://livedoor.blogimg.jp/hbs/imgs/c/e/ce93d5f8.jpg)
シャットフェースを維持する というのは
自分の握り、「グリップ形成」にもとても大切です。
体が右を向いている期間、
右グリップは左グリップの斜め上に存在し、
ダウンスイングにおいては 利き腕の右グリップが
クラブを持った左グリップをボール方向に押せる位置関係です。
シャットフェースを維持することを考えていくと
その「押し」によって双方のグリップの密着感が上がります。
![42ea91fd](https://livedoor.blogimg.jp/hbs/imgs/9/b/9b0de5ec.jpg)
オープンフェースを造るグリップは
双方のグリップがテコの支点関係になるため
必ず離れがちになります。