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経営の本棚 「回転寿司の経営学」 米川伸生

2016年12月11日 | 経営の本棚

第161回記事(2013年9月16日(月)発行)(次回9月23日(月)予定)

回転寿司にはどれくらい行かれます?我が家は年に数回でしょうか。
好きな方は毎月行かれているのでは。
値段の割りにおいしいですよね。

今回はそんな回転寿司に関する本です。
著者は回転寿司の協会の専務理事(現在は顧問)をされ、業界の裏表を知り尽くした方のようです。

100円回転寿司の3強が、
  かっぱ寿司、
  あきんどスシロー、
  無添くら寿司
です。これらの会社は競争を勝ち抜くために、戦略を作成し、実行しています。どのような戦略かは本の中に記載されています。
そして今、本の出版から2年が経過し、どの戦略が効果を上げ、どの戦略は効果が上がっていないかよくわかると思います。そんな見方をすると、成功する戦略、失敗する戦略を見分ける目が付くと思います。

詳細には調べていませんが、個人的には、あきんどスシローの圧勝ではないでしょうか。寿司職人社長のメディアへの度々の登場が、たいへん効果的な宣伝になっていると思います。

データ
タイトル:回転寿司の経営学
著者:米川伸生
出版社:東洋経済新報社
出版年:2011年
価格:1600円(消費税は別だったと思います)
ページ数:247p

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井上直久

コメント
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