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ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」
第270回記事(2015年12月21日(月)配信)・・・・・毎週月曜日配信予定
経営の一言 / 「光陰無幾」 池田草庵
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今年もあとわずかになりました。
とにかくあっという間の1年でした。
ということで、今年の最期の記事は但馬聖人と言われた池田草庵先生の言葉です。
(正しくは、出典があるのですが。)
「光陰無幾」
意味は、写真の説明にあるように「月日はわずかしかない」ということです。
しかし、・・・・
同じような言葉で、「光陰矢の如し (少年老い易く 学成り難し) 」を思い出していただくと、
だから、日々を無為に送ってはならないという戒めになると思います。
池田草庵先生は、江戸時代末期(幕末)に但馬の国の宿南村(今の養父市八鹿町)で
「青谿書院」
という塾を開かれました。その青谿書院からは、明治時代に活躍される多くの門下生を輩出しています。具体的には、
北垣国道(第三代京都府知事。琵琶湖疏水の建設に尽力。)
浜尾新(第二代東京大学学長。枢密院議長。)
河本重次郎(日本初の眼科学者。東京大学教授。)
久保田譲(文部科学大臣)
などなど。(知事や大臣や大学は現在のものに読み替えています。)
まあ、池田草庵先生の青谿書院は、吉田松陰先生の松下村塾のようなものです。
今日が今年の最期の記事です。
来年は1月11日から再開したいと思います。 井上三右衛門