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経営 BSC ①はじめに

2015年10月24日 | 経営 BSC

第129回(2013年1月21日(月)発行)
      (次回1月28日(月)発行予定)

 今回から、ものづくり・工場改善のジャンルの中で、BSC(バランススコアカード)のテーマを取りあげたいと思います。
 取りあげる理由は、最近、知的資産経営の勉強をしています。大企業と比較し、人・設備・資金の少ない中小企業ほど、知的資産が大切だと痛感しています。
 知的資産は、見えない資産で、人的資源・構造資産・関係資産に分かれます。この人的資源・構造資産・関係資産の関係が、BSC(バランススコアカード)の4つの視点である、①学習と成長の視点②内部業務プロセスの視点③顧客の視点④財務の視点のなかの最初の3つとかなり近い関係があります。
 BSC(バランススコアカード)は、2000年から2004年ぐらいまでは、経営関係では大変なブームでした。しかし、現在は下火です。
 現在の2013年から過去を振り返りながら、中小企業で役に立つBSC(バランススコアカード)という視点で、下記の本を読んで、今後役に立つ内容をまとめていきます。
(1)バランス・スコアカードの知識(吉川武男 日経文庫 2006年)
(2)松原流 戦略マップ/BSC<バランス・スコアカード>実践教本(松原恭司郎 日刊工業新聞 2010年)
(3)会社がみるみる変わる戦略マップ(澤根哲郎 PHP研究所 2005年)
(4)小さな会社にも活用できる!「バランス・スコアカードの創り方」(伊藤一彦・上宮克己 同友館 2011年(新訂3版))
(5)会社を戦略通りに運用するバランススコアカードの使い方がわかる本(松山真之介 中経出版 2003年)
(最近の出版の新しい本や改定がなされている本を出来る限り選んでみました。)
(BSCをバランススコアカードと記載していますが、バランス・スコアカードとかバランスト・スコアカードとかバランスド・スコアカードといった記載がされている場合もあります。ここでは、バランススコアカードを使用します。ただし、本のタイトルの場合には正確に記するため、タイトルどおりの記載とします。)

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