百歳に向かってもう一度歩いて世界一周

平成7年1月1日より歩いて世界一周に挑戦して居ますので引き続き続けますのでご照覧あれ!

老子道徳経を読んで

2013年03月11日 17時17分46秒 | 随想

 歩 い て 世 界 一 周  3月11日 (月) 雪のち晴れ

 

日 数「日」

総歩数(歩)

総距離(m)

平均歩数(歩)

今  日

        1 

18,550

12,985

 

今  月

11

194,561

136,193

17,687

今  年

70

1,176、328

823,430

16,805

2005年から

3,001

42,495,047

29,746,533

14,160

70歳の誕生日から

6,533

124,445,183

87,111,628

19,049

イツ・オランダ、ベルギー.、フランス.イギリスを経てアイスランドのレイキャビックに向かう、後 196,330m

 〇 今日は東北大震災の二周年の記念すべき日だ。信毎の一面の左下に細やかながら、内閣府から政府広報として「国民のみなさまへ」の呼びかけの広告があった

 【東日本大震災で犠牲となられた方々への追悼をお願いします「3月11日(月)は、国立劇場(東京)において政府主催の東日本大震災二周年追悼式】が行われます。東日本大震災で犠牲になられた方々に対し、夫々のご家庭や職場などで、発災時刻である午後2時46分から1分間の黙とうをお願いいたします。  

 私はそれを忘れてノルディックウォーキングの歩き方を教えようとその時間新町に向かって歩いて居た。なんとも恥ずかしい限りだ。申し訳ない!

 〇 ここの所,何日間、老子や老子道徳経を朗読して来た。生来、中國のバックボーンは論語であり、論孟思想(儒教)であると思って居たが、老子・荘子が説く(道教)【無為自然】の哲学の素晴らしさに圧倒されて、私は精神的軸足を替えざるを得ない程の衝撃を受けた。

 老子は、性は「李」、名は「耳」、字は「聃」、楚の国の「苦県」の出身で、老子と云う名は尊称とされている。老子はやがて周の衰えを悟って此の地を去ることになって、函谷関の関所で役人に乞われて書を残して何処ともなく去って行ったという。この時に書いた書が【老子道徳経】として伝わっている。

 老子道徳経は上(道経)下(徳経)2編で81章、5千数百字からなっている。日本がまだ弥生時代に既に中国には信念をもった思想家が存在して、現代にも通じる哲学書を記して居た。何たる文明の開きであろう。

 老子は【すべての現象の大本となる「道」に添って、無為自然にありのままに、素直に生かされていくことが本来の生き方だと説いている。「仁義や善や知恵、孝行や慈悲、忠誠や素直さは、現実にはそれらは余りにも少ないからもてはやされているのであって、大道の存在する理想の世界に於いては必要のない概念である、と述べている。

 老子道徳経の記述には心を動かされる説が説かれているので、折を見て披露して行きたいと思って居る。

 上善若水。水善利萬物、而不争。處衆人之所悪。故幾於道。居善地、心善淵、與善仁、言善信、正善治、事善能、動善時。夫唯不争、故無尤。

 上善(じょうぜん)は水の若(ごと)し。水は善(よ)く万物を利して而(しか)も争わず。衆人の悪(にく)む所に処(お)る。故に道に幾(ちか)し。居(きょ)には地を善しとし、心には淵(えん)なるを善しとし、与(まじわり)には仁を善しとし、言には信を善しとし、正には治を善しとし、事には能を善しとし、動には時を善しとす。夫(そ)れ唯だ争わず、故に尤(とが)め無し。

 

 



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