はじめてのマンドリン

ある日突然、マンドリンの音色に恋をした
初めて手にした時から、ささかやかな感動を綴っています

本「生きるぼくら」

2017-02-15 16:17:56 | 日々あれこれ
原田マハさんの「生きるぼくら」を読みました。
最近、マハさんのとりこになっている私です(^^ゞ

いじめを受け、8年間ひきこもりだった人生。
母が、家を出て行ってしまい、一人になったので、自分でなんとか生きなければならず、
年賀状を握りしめて訪れたのは、蓼科の、マーサばあちゃんの家だった。
そこには、父が再婚した人の子供、つぼみが居た。彼女も、対人恐怖症というものをかかえていた。

マーサばあちゃんのところで、稲を育てている間に、生きることの大切さをかみしめつつ、
稲とともに成長する物語。

ラストは、出て行った母親との再会。。。期待通り^^。

マハさんの物語が好きなのは、たぶん、どの本にも、根底に『再生』というメッセージ(?)を
感じるからかもしれない。

どんな状態になっても、きっと人は、再生できる。
そういう元気をもらえるのだ。
だから、きっと、また読みたくなるのだろう。
コメント
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