はじめてのマンドリン

ある日突然、マンドリンの音色に恋をした
初めて手にした時から、ささかやかな感動を綴っています

私にとってのゲームって・・

2018-11-26 23:55:53 | 日々あれこれ
私は、ゲームが好きだ(^^ゞ
むか~し、ファミコンが発売され、ドラクエにハマった頃から。
週末の夜になると、気づけば朝だった・・・というほど、
ハマりまくっていた。

年を重ねるにつれ、、ゲームに消費される時間がもったいないと思うようになり、
少しずつ、、ゲームをする時間は減ったような気もするけれど、
こんな年齢になった今でも、ゲームをしない日はない。。と言い切れるくらい、
毎日、少しはゲームをして遊んでしまう。

私にとってのゲームって、何だろう?
とは、時々考える。

現実逃避?
ゲームをしている間だけは、他のこと何も考えずに没頭できる。
それが、脳の休息になっているような気もする。(単なるこじつけ?)

ネットゲームって、、基本無料でも楽しめるのだけれど、
ゲームを運営している人たちからすれば、なんとかしてお金を使わせよう、、と
策を練っているわけで、それが、あからさまに見え見えになると、
うんざりしてしまい、そのゲームからは、身をひいてしまう。

1つ、、もう8年くらい続けているゲームがある。
だいぶ前にも、書いたことがあるような気はするのだけれど。
2010年に、相方さんの転勤にくっついていって、岡山へお引越しした頃、
その地に、友だち、知り合いは皆無で、おまけに、相方さんは仕事が
忙しく、その日のうちに帰ってくることなど、ほぼなかった。
休日も返上して、働いていた。
だから、私は、1日中、誰とも口をきかず、、、過ごすことが多かったので、
きっと寂しかったのだろうと思う。

このゲームは、野菜を育てて、スープを作って、飲みあう、、というゲームで、
他のユーザーさんと、少しおしゃべりしてもいいし、しなくてもいいし、、という
ゆるっとした感じが気に入っていたのだけれど、一言二言話すだけで、
なんとなく、人と合う、合わないってのも感じ取れたりするうちに、
本名も知らない相手だけど、この人は、このあたりに住んでるんだな~とか、
およその年齢とか、家族構成とか、垣間見えたり、
この本おもしろかったよみたいな情報交換をしたり、
旅行の話をきいたり、
介護の悩みをきいたり、
闘病の話をきいたり、、
利害関係が全くない関係だからこそ、言えることもある、、ような気もして、
なんとなく、そういうおしゃべりが心地よくて、どっぷりハマってしまったのかもしれない。

相方さんは、「何がおもしろいんだか~」と長く続けている私のことを、
驚いている(笑)

そのゲームでお話している人の中に、高校生の男の子と、そのお母さん、、がいる。
男の子が中学生の頃から、、おしゃべりしてるので、もう、、数年になるのかな。

その男の子が、昨年の夏、、肉腫という癌になり、、、右手だったので、
手を切断するか、温存するか、、、で、温存を選び、抗がん剤治療が、、とてもとても
大変な様子だったのだけれど、その後、元気に復活して、部活動も楽しんでいる
みたいだったので、よかったなと思っていたら、
今年の夏、、再発し、、今度は命を選択し、、切断する選択をされた。
そして、つい最近、
「抗がん剤治療は、しないことに決めた。治療がつらいからじゃないよ。
今の時間がもったいないと思うから。
どれだけ生きたかが重要なんじゃない。どう生きたかが重要なんだ」
と聞いた時、身震いした。
詳しいことは、全然わからない。
けれど、高校生の子が、命をかけた選択をするという状況にあるということが、
とても不条理なことに思え、、かなしかった。

ゲームをしない人にとっては、たかがゲーム、、だと思うかもしれない。
けれど、私は、ゲームを通して、、名前も知らない人に、たくさんの勇気と
気づきをもらっている。
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本「僕はただ青空の下で人生の話をしたいだけ」

2018-11-26 23:15:36 | 本・映画・ドラマ
辻内智貴さんの「僕は青空の下で人生の話をしたいだけ」を読みました。
感想など綴ってみたいと思います。

図書館で、辻村深月さんの本、、何かよさげ~なのがあったら
借りて帰ろうかなぁと、何気なく見ていたら、その近くに、
辻内智貴さんのこの本を見つけ、、、なんだか、とっても久しぶり~という
気持ちがムクムク出てきたので、借りて帰りました。

この本は、2012年に出版されたようですが、「7年ぶりの新作」と書かれていたので、
7年間は書かれていなかった、、ということなのだろう。

どんな内容の本ってのは知らずに読み始めたら、
あれ??これは、エッセイ本なの??と勘違いするほどに、
辻内さんご自身のイメージと、「俺」のイメージがかぶるんですけどー
なんて思いつつ、読みました。
あぁそうそう、こんな感じの文章、、だった、、なつかしーーと、
だいぶ前に読んだ本のことを思い出しつつ、ロックなリズムを感じつつ(?)
読めました。

本に収録されている「記憶」という短編が、、、おもしろくて、でも、
最後、ちょっとぞわっとする怖さもあって、印象に残りました。
凶悪犯の脳に細工して、記憶を消して、善人にして、、役目を与えて働いてもらう、、
という試行段階のお話だったのだけれど。。

他の本も、読んでみよう~と思いました^^
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