馳 星周 さんの「少年と犬」を読みました。
感想など綴ってみたいと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/b2/93600aa23d42cc52597d9aba5856dc80.jpg)
第163回直木賞受賞作
傷つき、悩み、惑う人びとに寄り添っていたのは、一匹の犬だった――。
2011年秋、仙台。震災で職を失った和正は、
認知症の母とその母を介護する姉の生活を支えようと、犯罪まがいの仕事をしていた。
ある日和正は、コンビニで、ガリガリに痩せた野良犬を拾う。
多聞という名らしいその犬は賢く、和正はすぐに魅了された。
その直後、和正はさらにギャラのいい窃盗団の運転手役の仕事を依頼され、
金のために引き受けることに。そして多聞を同行させると仕事はうまくいき、
多聞は和正の「守り神」になった。
だが、多聞はいつもなぜか南の方角に顔を向けていた。
多聞は何を求め、どこに行こうとしているのか……
犬を愛するすべての人に捧げる感涙作!
男と犬
泥棒と犬
夫婦と犬
娼婦と犬
老人と犬
少年と犬
犬(多聞)が東北から九州へと移動しながら出会う人たちとの物語、、
であるが、「オール読物」に掲載された日付を見ていると、
最後の「少年と犬」が最初に書かれたもの、、なのかな?
少年と犬に至るまでの物語たちは、老人と犬は、ぐっと心にきたけれど、
ちょっと浅はかな人間たちと、それを見守るというか、寄り添うように
そばにいる多聞・・そんな感じで淡々と読み進めて行ったのだけれど、
最後の少年と犬は、、涙なくしては読めない感じでした。
こんなにも心寄り添って、傍にいてくれるなら、、、
犬との生活、、経験してみたいなーなんて思ってしまった。
犬好きの人が読んだら、どんな感想を持つのだろう。
感想など綴ってみたいと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/b2/93600aa23d42cc52597d9aba5856dc80.jpg)
第163回直木賞受賞作
傷つき、悩み、惑う人びとに寄り添っていたのは、一匹の犬だった――。
2011年秋、仙台。震災で職を失った和正は、
認知症の母とその母を介護する姉の生活を支えようと、犯罪まがいの仕事をしていた。
ある日和正は、コンビニで、ガリガリに痩せた野良犬を拾う。
多聞という名らしいその犬は賢く、和正はすぐに魅了された。
その直後、和正はさらにギャラのいい窃盗団の運転手役の仕事を依頼され、
金のために引き受けることに。そして多聞を同行させると仕事はうまくいき、
多聞は和正の「守り神」になった。
だが、多聞はいつもなぜか南の方角に顔を向けていた。
多聞は何を求め、どこに行こうとしているのか……
犬を愛するすべての人に捧げる感涙作!
男と犬
泥棒と犬
夫婦と犬
娼婦と犬
老人と犬
少年と犬
犬(多聞)が東北から九州へと移動しながら出会う人たちとの物語、、
であるが、「オール読物」に掲載された日付を見ていると、
最後の「少年と犬」が最初に書かれたもの、、なのかな?
少年と犬に至るまでの物語たちは、老人と犬は、ぐっと心にきたけれど、
ちょっと浅はかな人間たちと、それを見守るというか、寄り添うように
そばにいる多聞・・そんな感じで淡々と読み進めて行ったのだけれど、
最後の少年と犬は、、涙なくしては読めない感じでした。
こんなにも心寄り添って、傍にいてくれるなら、、、
犬との生活、、経験してみたいなーなんて思ってしまった。
犬好きの人が読んだら、どんな感想を持つのだろう。