北海道から無事帰ってまいりましたー。全体的に見れば、穏やかな天気でしたが、もともと日高地方は通り雨が降りやすく、海岸沿いの道を走っていると、山を越える度に天気が変わるという感じなんです。それでも広い大地と空、短期間でしたが北海道を満喫できました。
今回は私が会員になっているいつもの功労馬の牧場Rolling Eggs Clubに加えて、福島の相馬から一時避難している被災馬を預かって下さっている牧場にも行きました。
「うーねむっ」
「もう眠くて眠くて…」
「はっ!」
「みなさん、ようこそ」
「呼んだ? ねー、呼んだよね?」
「ひゃっほー。砂浴びサイコー」
とこんな風に、全部で9頭の相馬の馬たちは思ったより元気にしていました。今は乗馬のトレーニングをしていないので、運動不足からちょっとガレてはいますが、それでも北海道に来た当初よりは数段状態がよくなっているそうで、のんびり草を食んだり、寝転んで砂浴びしたり、時々海の方を見ているのは、故郷を思い出しているのかなと思いました。
津波に襲われ、世話をしてくれていた人々がいなくなり、仲間の馬たちが死んでいき、ほんとにコワい思いをしたんじゃないかな。今の予定では、来年の春ごろには故郷に帰ることになっていますが、いろいろな事情があるからどうなるか分りません。何とか元の飼い主さんたちと再会して、再び一緒にいられるようになるといいんだけど。
今回は私が会員になっているいつもの功労馬の牧場Rolling Eggs Clubに加えて、福島の相馬から一時避難している被災馬を預かって下さっている牧場にも行きました。
「うーねむっ」
「もう眠くて眠くて…」
「はっ!」
「みなさん、ようこそ」
「呼んだ? ねー、呼んだよね?」
「ひゃっほー。砂浴びサイコー」
とこんな風に、全部で9頭の相馬の馬たちは思ったより元気にしていました。今は乗馬のトレーニングをしていないので、運動不足からちょっとガレてはいますが、それでも北海道に来た当初よりは数段状態がよくなっているそうで、のんびり草を食んだり、寝転んで砂浴びしたり、時々海の方を見ているのは、故郷を思い出しているのかなと思いました。
津波に襲われ、世話をしてくれていた人々がいなくなり、仲間の馬たちが死んでいき、ほんとにコワい思いをしたんじゃないかな。今の予定では、来年の春ごろには故郷に帰ることになっていますが、いろいろな事情があるからどうなるか分りません。何とか元の飼い主さんたちと再会して、再び一緒にいられるようになるといいんだけど。
家畜もペットもみんな、あの日までとっても大切にされてきて、人間と一緒に過ごしてきて。
それがなんの説明もないまま、理解できないままひどい姿で死んでいく。
捨てられたんだと絶望してるに違いなくて。動物の気持ちも人間の気持ちも、考えると胸が苦しくなります。
だからこうやって、故郷ではないけれど安心して穏やかに過ごしている姿を見ると…。
嬉しくて嬉しくてたまりません。
今後どうなるのかはまだまだ不安定で怖い部分もありますが、今はこの写真みたいな時間を楽しんでほしいなと思います。
呼ぶと側に寄って来て、額や鼻を撫でるとそーっと目を閉じるんです。
種牡馬として牧場に繋養されている馬なんか、コワくて近づけないですもん。
そういうのを禁止されているということもあるけれど。
来年の相馬の馬追い祭りの場所を、Dという超お金持ちファームが
提供してくれるという話も出ています。
やっぱり東北と北海道は馬でつながっているんですよね。
だからしばらくは北海道ライフを楽しんで欲しいなと思ってます。