聖オーガスティン広場を左に曲がった所にあるドン・ペドロ5世劇場です。
1860年にマカオに暮らすポルトガル系住民が主導して建設された、
アジア初の西洋式の劇場です。
ポルトガル国王ペドロ5世に敬意を表して、この名前がつけられました。
当初は男性専用の社交場でしたが、その後は劇場として使用され、
「マカオ劇場」と呼ばれたこともありました。
こちらが内部です。
ドン・ペドロ5世劇場から聖ローレンス教会と坂道を右に半円を描くような
形で下って行くと聖ヨセフ修道院及び聖堂に入り口があります。
1746年から1758年にかけてイエズス会によって建築された教会です。
イエズス会の修道士が追放された後、ラザロ派の聖職者たちに引き継がれ、
1800年には「レアル・セミナリオ」と呼ばれるようになりました。
石段を上がると聖ヨセフ聖堂が見えて来ました。