コロナも大分収まり、ぼちぼち旅行が恋しくなった飲兵衛、
香港はもう訪れる事は無いと思いますが、台湾はまた行って
みたいですね。
2018年は正月に香港、3月に横浜、5月に台湾、8月に北海道と
けっこう旅行しました。
前回は正月に訪れた香港をアップしましたので、
今回は5月の台湾旅行より、初日に訪れた十分(シーフェン)を再アップ
いたします。
さて台湾に到着した飲兵衛、早速1万円を台湾ドルに交換し、
昨年使用したイージーカードに200台湾ドルをチャージしました。
イージカードはMRT(地下鉄)や台湾鉄道、バスなどほとんど交通機関
で利用できとても便利、
また料金も2割程安くなりますので台湾旅行には必須です。
自販機では最初にLANGUAGEの表示が出ますので日本語を選択、
後は指示に従ってカードの購入なりチャージなりと、
頭の固くなった年寄りの飲兵衛でもとても簡単に操作できました。
まずは台北から花蓮(ファーレン)行きの自強号(特急)で瑞芳(ルーファン)へ
向かいました。
自強号の車内は全席指定なのですが台湾では「自願無座席」といって指定券無しでも空
いている席なら自由に座れます。
もし指定券を買われた方が来たなら席を立てば良いだけで、杓子定規な日本と違って
実におおらかな慣習に感心しました。
ただしこのような乗車方法が出来るのは、自強号(特急)と莒光(きょこう)号(急行)、
それにかなり本数が少ない復興号(準急)だけです。
太魯閣(たろこ)号と普悠瑪(ぷゆま)号は自願無座席という乗車方法は利用できません。
座席指定乗車券を購入しないで乗車するとペナルティーとして50%を加算した料金を取ら
れますので注意が必要です。
自強号の車内です。
十分(シーフェン)に行くには瑞芳(ルーファン)で平渓線に乗り換えます。
ちなみにこの駅を降りて、左に曲がり暫く進んだ所に「千と千尋の神隠し」で
日本でも有名な九分行きのバス停があります。
昨年はそこからバスに乗って九分を訪れました。
こちらが平渓線です。
かっては石炭を運ぶための専用路線として施設されました。
しかし炭鉱業の衰退で一時は廃線の危機もありましたが、
現在は自然豊かな、魅惑のローカル線として台湾で人気の路線と
なっています。
平渓線に乗り換え十分(シーフェン)に向かいました。
途中、猴硐(ホウトン)と云う有名な猫村がありましたが今回は省略しました。
こちらが台湾で大人気の十分。
線路すれすれに土産物屋や食堂が並ぶ十分の街中を平渓線の電車が進みます。
電車が十分の街中を過ぎ去っていきます。
上り下り共に1時間に一本の電車が過ぎ去った後は、線路に入って記念撮影や
ランタンを飛ばして楽しみます。
杓子定規な日本の鉄道会社の職員が見たら卒倒しそうな風景ですが、
飲兵衛こうしたおおらかな慣習が大好きです。