すけさんの釣り日記

生月島に住みながら、釣りを楽しんでいます。

乗っ込み真鯛は島の東にもやって来ていた。

2013年04月02日 | 日記
 今日は雨の予報の為ゆっくりしていたのですが、釣り友からの凪いでいるよとの連絡、雨も上がりすぐにしたくして舟を出しました。
きようはくもり空ですが海面は鏡のようです。
こんな日にはと私の小舟では凪の時にしか行けない島の西を目指しました。

ポイントに到着後舟を流し始めますが、風もなく潮もほとんど動かず舟の動きはわずかです。
鯛ラバは真下に落ちてこんな時にはあまり釣れないのですが、折角来たのだからととにかく巻き巻きを続けました。

アラカブなどの底モノも食い気を見せず時間ばかりが過ぎるのみ。
それでも諦めずに巻いては落としを繰り返していると、突然ひったくる様な当たりです。
しばらくは糸が出て行くばかり、それでも新品のリール「コンクェスト」を信じて巻き取りました。

本当に少しづつですが糸を巻き取れるようになり、それからは首を振りながら抵抗をするのが竿先に気持ち良いほど感じられます。
途中スムーズに揚がってくることもあり真鯛ではないかもと思いましたが、案の定最後の抵抗を見せながら姿を現したのは7.5cm 4k のヒラスでした。

それからはアラカブやアコウ・マトウダイと時々は竿を曲げてくれますが、肝心の真鯛はいっこう姿を現してくれません。
どうにかキロ未満の真鯛を一匹釣り上げたのみ、昼からは予報通りに風が強まり波をかぶりながらの撤収となりました。

港の帰り着くと鯛ラバ師匠のN氏がすでに戻っていて、今日も70cmを超える雄の乗っ込み真鯛を仕留めておられます。
聴くとなんと港のすぐ前で釣り上げたとの事。
その時産卵孵化した沢山の真鯛の稚魚が海面を泳いでいるのが確認できたとの事です。
もう真鯛たちは島の東側に来ていたのでした。

わざわざ遠くまで行った私の間違いですね。
これからはガソリンも使う事なく近場のポイントで楽しむことが出来るでしょう。