すけさんの釣り日記

生月島に住みながら、釣りを楽しんでいます。

朝間詰めの釣り

2014年12月07日 | 海釣り
ようやく日曜日が凪に恵まれ釣りに行けることとなりました。
昨日は昼間から餌のマキアミのブロックを出しておいたのですが、今朝も南国宮崎とは言え冷え込みが厳しく霜が降りて全く溶けていません。
防寒着やホッカイロを付けてまだ暗いうちに出港です。

このところ明るくなってからはほとんど釣れていないとかで、間詰め時を期待しての出漁となりました。
でも西の空に明るい満月が輝き河口の出口は良く見えています。
ポイントは河口からすぐの海水浴場前のテトラポット側です。
これから冬にかけここに産卵の為に集まる鯵が良く釣れるのです。

テトラの側に錨を入れて撒き餌をすると程無く当たりです。
しかも大鯵のようで竿は大きく撓りリールを巻くのも大変なほどです。
水深も7m程しかありませんから最後まで抵抗は弱まりません。
途中で針外れで逃げられてしまいました。

その後も当たりはあるものの逃げられる数の方が多く、三分の一位しか取り込めないのです。
そうこうするうちに次第にアジゴが多くなりサビキに鈴なりです。
アジゴも良いのですが、狙いは大鯵、数度ポイントを少しずらして釣りますが結果は同じ。
すぐにアジゴの猛襲に遭うのでした。

それでも何とかクーラー半分ほどは釣れましたので良しとしましょう。
もし針掛かりしたのを全部釣り上げていたら満杯だったのにと思いはしましたがそれは贅沢と言うものでしょう。
案の定、日が昇り明るくなってからは全く当たりが無くなってしまいました。

それにしても今朝は寒くて大変でした。
着いてからすぐに指が悴んで感覚が無くなりました。
指先が白蝋病のように真っ白です。
釣れた鯵を針から手で外す事も出来なくなり、針を口にくわえてやっと外しました。

サビキに鈴なりの時は仕掛けの下の撒き餌籠を握って強く降り下げました。
そうするとバラバラと針から落ちて外す手間が省けるのです。
それでも外れないのを外すのは大変でしたが。
ポケットのカイロを攫んでは暖めるのですが、痺れは帰るまで続いたままでした。

帰る途中友人に配ってもまだ当分我が家も楽しめるほどには釣果もありましたので、早起きして出かけた甲斐がありました。
あとは針掛かりした奴をなんとか取り込むための工夫と寒さ対策を考えながら次回の釣りを待つことにします。
来週の日曜日も凪いでくれないかな~。