すけさんの釣り日記

生月島に住みながら、釣りを楽しんでいます。

接ぎ木の柿木に花が咲いています。

2016年05月20日 | 海釣り
昔植えていた富有柿はたくさんの実を付けてくれていたのですが、島から引き揚げて来た時には枯れていました。
同じ頃買ってきて植えた次郎柿はどうも種類が違っていたみたいで実は生るのですが、小さな渋柿で干し柿にもならない失敗作でした。

そこで島から帰ってすぐに大秋柿の苗木を植えました。
渋柿のほうは根元から切り倒してそのままにしていたら元気な新芽が出てきて数本の枝となりました。
そこでその枝に富有柿を接ぎ木してみたのですが、すべて失敗。
ダメもとでちょうど新芽が伸びていたその大秋柿の新芽を残っていた一枝に接ぎ木したところ、偶然にも上手くいき今年で三年目。

元木が大きかったからか、同じ頃買って植えた大秋柿よりずいぶん大きく元気に枝葉を延ばしています。
ふと見るとたった一個ですが、その枝に花が咲いているのを見つけたのです。

桃栗三年、柿八年というくらいなかなか柿は実が生るまでに年月を要するのですが、三年目で花が咲いた訳ですから、大成功ですね。
もちろん買ってきた大秋柿にはまだ花は咲いていません。
たった一個ですからこれが今年実に成るかは疑問ですが、おそらく来年にはたくさんの実を付けてくれるのではと今から楽しみになりましたね。

私が生きている間に買ってきた柿が実を付けてくれるのか心配でしたが、親不孝な渋柿がどうやらやっと孝行してくれそうな気配です。
今年は植えているいろんな果物が春先の天候不順でほとんどダメでした。
これから収穫を迎える枇杷も今までにない落果をしています。
産地の長崎でも露地物は全滅というニュースも聞きました。
来年こそはよい天候に恵まれ美味しい果物にありつけることを願ってやみません。