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ハナウタ うたこの「宝物がいっぱい」

自分にとっての「好き」や「嬉しい」を集めて綴る、ささやかなことのブログです。

あっぱれ、西條奈加の「烏金(からすがね)」

2014年04月05日 | ❷ 本とか映画とか

Wさんの強い推しで読んでみました。

西條奈加さんの「烏金(からすがね)

 

ああ、やっぱり読んでよかった(←心が温もっている様子を表しています)。

胸のすくような後味のいい、とても面白い本でした

今、なんとも清々しい気持ちになっています。

 

話は江戸時代、決して評判の良くない「金貸しお吟婆さん」のところに、

ある魂胆があって転がり込む主人公浅吉の語りで進みます。

 

烏金」って、朝お金を借りてその日の夕方には利息を付けて返すという

お金を借りるパターンの1つだそうです。

朝借りたお金でその日の仕入れをして商売をし、稼いだお金で返済をするという

その日ぐらしに近い商いをする庶民の命綱のような貸金の呼び名だったんですね。

 

浅吉が江戸は三軒町に住むお吟の元で一体何を企てているのか、そのために何をするのか、

それは何のためなのか、またお吟や浅吉はどんな人物なのか、、、、

 

テンポの良い語り口で、なんとなく安心感を抱かせながらも、様々な厄介ごとが絡んできます。

でもそれら数々の問題を次々と、時に鮮やかに、時に生みの苦しみで片付けていく

浅吉の知恵と手腕には惚れ惚れすること請け合いです。

気づけばあっという間にラストです。

 

主要な登場人物は何人もいますが、特に面白いのは算術の先生である「おっさん

カラスの「勘左(かんざ)」。

話の主軸に関係あるような無いような、単なる彩のような話の要のような・・・

なんとも味わい深い2人?です。

 

何度も言いますが、清々しいったらありません

読後はきっと幸せな気持ちになっているはず。

江戸っ子気質の明るく軽快な読み物をお探しの方、こちらをおススメします

 

 

 


スタレビじゃん!

2014年04月05日 | ⓱ 歌謡曲など

熱血!オヤジバトル」観ました。

とても楽しかった

7組の出場バンドはどこもいきいきしていて楽しそうでなんだかすごく羨ましかった。

この方達のように、今日から私もより一層自分にとって必要な心のままにいられる時間

大事にしたいと思いました。

(「え~、まだ足りない!?いい加減にして~」って声もあちこちから聞こえるような気がする・・・・錯覚錯覚

 

 

スペシャルゲストが(埼玉生まれの)スターダストレビューってのもツボでした。

ボーカルの根本要さん、独特の伸びやかなハイトーンボイスは、時にハスキーでもありセクシーでもあり。

相変わらずお若い。

夢伝説」名曲です!

昔、高崎線で偶然乗り合わせ、サインをいただいたことのある(私の自慢)ベースの柿沼さんも変わらぬ

穏やかさに変わらぬ笑顔

20年くらい前を思い出していい時間を過ごさせて貰いました

 

罵駄狼琉のみなさん演奏(トークもね)素晴らしかったです

今度は生で見たいな。

それから大事なことですが、

この調子で本業のお仕事もバリバリ頑張って下さい そこんとこ夜露死苦

(「お前もな!」って声が聞こえる、確かに 聞こえる