ハナウタ うたこの「宝物がいっぱい」

自分にとっての「好き」や「嬉しい」を集めて綴る、ささやかなことのブログです。

「ちはやふる」っていいですよ

2014年04月14日 | ❷ 本とか映画とか

大切な友人のお嬢さんさんから「ちはやふる」という漫画を借りて読んでいます。

とーっても有名な作品です。

 

描かれるのは「競技かるた」(百人一首です)の世界。

 

主人公は高校生綾瀬千早(あやせちはや)ちゃんという女の子で

かるた界の頂点(日本一)、クイーンを目指しています。

 

「ちはやふる」は彼女を中心に、仲間、ライバル、大人の人たち、子どもたちと、

世代を超えてかるたを愛する人たちが出会い、集い、

それぞれがそれぞれの思いでかるたに向き合い、自分自身に出会っていく

友情や信頼や成長がたっぷりつまった物語です。

 

先日23巻をお借りしました

 

何回でも読めるんです、これが。23巻だけでも何回も。注目する人物を変えて

その人の心模様を想像しながら読んだりしても面白いです。

絵も美しいし、人物とセリフがもうドンピシャ

私の頭の中ではまるで映像が流れているかのようです。(だってまだ夢見る乙女だもの

わたしは千早の、人からどう見られるかなど気にもせず何度も失敗を人前にさらす、

負けをさらせる強さに教えられています。

 

こうして私は1冊の良質な物語から、100冊の売れている自己啓発本なんかよりも

ずっーと大切な何かを教わっています。

豊かな何かを。

豊かな何かは心にとどまります。

まるで結晶のようにね