昨日の朝9時、文京区の椿山荘を会場に「第72期 将棋 名人戦」がスタートしました。
BSで放送されていましたね。
私は将棋はサッパリでルールすらわからないのですが、家族が将棋好きなので
誰かが見ている将棋番組を横目でチラッと見ることはあります。
今日は誰と誰の対局かなぁ~程度で、知識としては棋士の名前を数名覚えたくらいの。
「それ将棋の知識っていう」って感じですが。
それでも昨日は私の知っている将棋スターの揃い踏みでした。
森内竜王・名人 VS 挑戦者:羽生3冠
解説に渡辺明2冠
将棋には「7大タイトル」と呼ばれるタイトル戦(1年周期)があるそうです。以下7つ。
竜王戦 名人戦 王位戦 王座戦 棋王戦 王将戦 棋将戦
この7大タイトルを、最近は前出の3棋士で独占しているのです。
タイトル戦以外にも多くの公式戦があり(非公式せんもあり)、渡辺2冠は2013年度の
賞金王でもあります。1億円プレーヤーですよ!目がまわりそう
で、昨日の対戦は、ルールは全然わからなかったけど、将棋豆知識アレコレと
対戦風景の観察で満喫しました。
将棋は長期戦、苦悩する姿を一部始終さらけ出せる羽生さんには、飾らず勝負に真っ直ぐ、
自身の弱さも隠さないメンタルの強さ(深いなぁ)に感銘を受けました。
森内さんもしかり。
渡辺さんは・・・あれっ、大江千里に似てないか
笑っちゃったのは、
渡辺さんが解説中の終盤に、森内竜王・名人が次の一手をどこに打つかを予想する場面で、
「(森内さんは受けが得意だから何か見切る手を考えているはずだが)、自分は受けが苦手
なので、自分だったら6-6-歩という軟弱な手を打ちます。」
と解説したのですが、そのすぐ後に森内さんがあっさり6-6-歩を打ったのです。
見ているこちらが苦笑いでしたよ、渡辺さん。
その後番組はすぐに放送時間を終えて、残り30分の対局を見ることなく番組終了となりましたが、
新聞によると森内さんが43手目を封じて1日目の対局は終了、今朝の9時から2日目をスタート
したようです。
森内さんの封じ手(将棋では勝負を翌日に持ち越す時に、翌日打つ次の1手を紙に書いて
封〆しておくというルールがあって、それを封じ手と呼ぶらしい)は何だったんでしょうか。
「安心して眠れるような手(渡辺さんはこう表現していました)」はあったのでしょうか?
将棋知らなくても非常に楽しい名人戦、今日の放送も楽しみです。