ハナウタ うたこの「宝物がいっぱい」

自分にとっての「好き」や「嬉しい」を集めて綴る、ささやかなことのブログです。

今日は勝つことにガツガツして欲しい

2014年04月29日 | ⓮ 卓球

昨日の夜はちょっと崩れ落ちそうになりました。

勿論2014世界卓球です。

男子の初戦、ギリシャ戦、格下といっても世界ランク14位のチーム(日本は3位です)との一戦です。

 

オーダー見て勝ちを確信していました、ひと試合ごと競るにしても、結果は3-0でストレート勝ちだと。

なのに!

・・・・・・・なぜ、どうして負けた

勝ちにそれほど執着していないの  いや、そんなはずはないか・・・

負けた本人たちが一番悔しいのはわかっているのですが、私も悔しい。

なんで負けたのか誰もわからないんじゃないかな・・・・ってわかってるか、本人は。

・・・・とにかく残念です。

 

もしかして初戦からくるプレッシャー、緊張感のせい?

もしそうなら、ですよ、

日本人はその実力と不釣り合いなほどに緊張(かわからないけど)しすぎやしませんか?

人間なら誰でも緊張するものだ、としても。

 

卓球は俊敏なスポーツなので体が動かないとアウトなんですよ。

気持ちをさっさと切り替えて次の1球に集中しなければズルズルとやられます。

そしてますます動けなくなります。

 

昨日の試合が緊張しすぎで負けたのかはわかりませんけど、

ある程度の緊張は大事だと言われてもいますけれど

試合中にいつもの自分を見失うほど何かにのまれてしまっては

卓球どころではないでしょう。

何をしているのかわからないうちに終わってしまいます。

 

中国のトップ選手は格下に取りこぼしはまずしません。

自国開催でも他国開催でも

どんな場面でも安定して最強の力を発揮します。

マシンのように。

ところが日本の選手は格上には競り勝つのに

初めて戦う相手に弱気だったり、格下の選手に負けることも多い。

練習の量や質に関しては他のどんな国にも引けを取っていないはずです。

人間性の面でも立派だと思っています(違法接着剤の問題とか)。

 

でも揃いも揃って日本選手みんながそういう傾向なら本人の問題ではなくなってきます。

この違いは国民性のようなもので、技術練習を工夫しても限界があることになってしまいます。

補う方法は?

 

日本の近代の「どこもかしこもきれいなまでの学校化社会」では、

多くの日本人気質が生まれながらの血肉になるように刷り込まれますが、

そのせいでうまれてしまう逃れられない何かもあるのでしょうか。

 

スポーツって技だけ優れていてもダメなんだ。

いろんなところが強くないと。

 

「強い」って一筋縄ではいかないのですね。

 

今日は私たちのためなんかじゃなく自分のために勝って欲しい。

昨日失ったかもしれない誇りと自信を取り戻すために。

頑張れ、水谷

頑張れ、岸川

頑張れ、健太

頑張れ、塩野

頑張れ、丹羽

あなたたちはみんな本当に強いんだから