5月のこの時期は 網戸にもひっかからないくらい小さな飛び虫が我が家に飛来します。
隙間の多い家なので 知らぬ間に部屋に侵入しているのですが
「害があるわけじゃないから 見逃してやろう」と 目をつぶることにしています。
小さな命の営みだもの。
私は匂いの強い葉っぱ系が大好きで
先日もパセリを買って 洗って コップにさして
つまみ食いしながら夕飯を作っていました。
ちょびっとお醤油とかマヨとか付けて食べるとウマいんです。
しばらく離れて台所に戻ってきて
またパセリを指でプチン!とつまみ取った時です。
プゥ~~~ン と4~5匹の小さな飛び虫がパセリから飛びったったのです
私のパセリから
その瞬間 なぜかカーッと頭に血が上り
バッチンバッチンと飛び回る虫を叩く私がおりました。
怒りに身を任せ 小さな虫を追い掛け回す私は 鬼のようだったことでしょう。
ヤツらはとてもすばしこくって ちっとも叩けない。
悔しい
私は本気で外に蜘蛛を探しに行こうかと思いました。
家の中に蜘蛛を飼って、食べて貰おうと思ったのです。
よくも、よくも私のパセリに~!
いやはや、食べ物の恨みって本当に恐ろしいのですね。
クールダウンしてから自分の残酷さを思い知りました。
人間だもの。
なんで家に入ってきちゃうんだろう。外で自由に飛んでればいいのにね。
ってくらいの、目に浮かぶ光景。パセリも虫も、世の中になくても何もきにならない私ですが、その愛に打たれました。ってか、ほんっとおっかしい。おもしろすぎだす。
多分本人が真剣そのものだろうってことが、またおかしいです。いや~~朝から元気もらうわ。