ハナウタ うたこの「宝物がいっぱい」

自分にとっての「好き」や「嬉しい」を集めて綴る、ささやかなことのブログです。

ゴメス見参です

2014年04月22日 | ❷ 本とか映画とか

ゴメスと言っても「金春屋(こんぱるや)ゴメス」のゴメスです。

野球選手ではありません

作者は西條奈加さん、ファンタジー小説です。

 

西條さんは「ゴメス」「第17回日本ファンタジーノベル大賞」の大賞を受賞されています。

でもってゴメスって一体・・・??

説明したいけど、説明すると若干のネタバレになりそうなんですよね。

どうしたものか

 

ゴメスが超・超素敵な登場人物であることは間違いありません。

ゴメスはワンピースの白ひげトトロねこバスダンプカーターミネーター

戦車アウトレイジ湯川秀樹マツコデラックスを足して割ったような感じのイメージです。

・・・・全然言い表せてないですけど

 

 

物語の舞台は21世紀の中頃、日本の中に「江戸」という独立国家が認められ

(この辺りがファンタジーです)日本の属国として存在している。江戸は鎖国をしている。

自然と共存し、文明や無用な進歩を放棄しているというような設定です。

誰でも江戸に住めるわけじゃないし、むしろ住みたくない人も多い。

江戸に住むのは本人の強い希望が大前提です。

 

(以下はゴメスと愉快な仲間たち、 特に意味はありませんがご紹介をば)

ゴメス、十助(じゅうすけ)、粟田、辰次郎、松吉、甚三(じんざ)、木亮(もくすけ)、

寛治(かんじ)、韋駄天(いだてん)、菰八(こもはち)、良太。※良太のあとに「ハナウタ」って入れたい

 

江戸の時代物、推理小説、捕物帳・・・などなどの要素が一つになった話です。

登場人物たちの仲間関係の楽しそうな様子が羨ましい、自分もこの時代に生きてみたいと

思ってしまった一冊です。

2冊目の「芥子の花」が、一冊目にもまして面白かったのがすごいと思います。

 

 

 


ラブ・ユー・両国

2014年04月18日 | ⓱ 歌謡曲など

総武線で両国を通るたびに思い出す曲があります。

ワハハ本舗所属のポカスカジャンという3人組が歌う『ラブ・ユー・両国』です。

15年くらい前に誘われて行った彼らのライブでこの曲に出会いました。

 

この面白さは私のちゃちな文章では表現できません。

もはや聴いてもらうしかありませんが

当時の私には(今もか)ばかうけでした。

 

の恋の駆け引きを取り組みに例え

決まり手などの相撲用語が満載で新鮮なうえに、その表現が妙に的を得ている感じがする

のが笑えて、しかも彼ら歌がとんでもなくうまいんです。

 コミックバンド恐るべし

なのになんで売れないんだろう?

・・・・・なんとなく危ないからかな?

 

ライブ会場で買ったCDは当時の私のストレスを全部吹き飛ばしてくれたものです。

本当にお世話になりました

 

花よりも団子よりも

イェイ六輔 ことわざ的その世界

八兵衛の一番長い日~楽あれば苦あり~などは

わたしの中ではもはや伝説です。

 

 

特に『八兵衛の・・・・・』には愛着があります。

(ちなみに曲調はさだまさしの名曲『雨やどり』です。さださんご本人から使用OKの

お墨付きを貰っているというから驚きです

 

なぜ愛着があるかというと、当時付き合っていた男(今旦那)からたまに「八兵衛

呼ばれていたからです。

おそらく当時私は少々うっかり者だったのでしょう。

(そのうち「ハチ!」と短縮形になりました。今となっては果たして本当に愛情表現

だったのか疑わしいです・・・・・・)

 

来週もまた両国を通ります。

総武線の中で「ドスコイ~どすこい~・・・・」とニヤニヤしながら小さく歌っている人間がいたら

それはきっと私か私の影武者です。

 

 

 


ポケットティッシュって・・・・

2014年04月16日 | ❸ ブラックハナちゃん

今日、某金融機関に通帳とキャッシュカードを作りに行ってきました

4/1からで現金振込をする場合に手数料がかかるようになると聞いたからです。

駐車場代の振込にしか使わないだったので、本当は作りたくなかったんだけど・・・・・・

 

でも仕方ありません。

手数料もったいないですもん

 

 

で、今ちょっとムカついています

気に入りません!

 

何が気に入らないかというと、事情を説明してせっかく通帳作ったというのに

ポケットティッシュ1つと「ありがとうございました」の一言だけだったことです!

名前呼ばれて行った窓口のトレイの上に通帳とティッシュが置かれていて、「ありがとうございました」

と頭を下げられました。

何かが足りない・・・・・・ひっかかる・・・・・・

 

そうだ、

4月から手数料をいただくことになりましたが、ご理解のほど宜しくお願い致します。」とか、

駐車場のお振り込みにご利用とのことですが、他の場面でもお役にたてることがあると存じます。

 今後色々な場面で益々のお付き合いを賜りますようお願い致します。」とか、

このような物しかございませんが、よろしければお使いください。」

くらい言って欲しかったんだ。

だって、通帳作るって大変なことよ 

 

ティッシュありがたいけど、今どき路上で死ぬほど配ってるでしょ。

しかもパチンコ店とかローンとか不動産とかあんまりイメージよくない系が多い。

それらと同等の扱いで無言で渡すくらいなら、渡さんほうがいい。

せっかくティッシュつけてもくれてもありがた味がないんです

それでも渡すならせめてうまい言葉を添えて手渡ししましょうよ

 

私は“どこの店で何を買うか”選べるときは、“誰から買うか”を重視します。

自分の事はこの際棚に上げさせて貰いますが、でもまあ

そういう訳でなんだか気がたっておりました、が、書いてるうちにスッキリもしちゃった

 

 

正直に言うと

たぶんもう少し・・・ありがたがって欲しかったのだと思います

ただそれだけのことさ

 

 

 

 

 

 


世界卓球(4/28開幕)の興味深いCM

2014年04月16日 | ⓮ 卓球

テレ東「ピンポ~ン!玲奈ちゃんねるの録画を見ていて面白いCMを見つけました。

録画なので普段はCMをとばしてしまうのですが、たまたまとばし忘れて

運よく見られました。

 

今をときめく「天使過ぎるアイドル」橋本環奈さんが

男子卓球部員の見守る中、部員の演じる卓球選手の物まねをしたり顔で当てていく

卓球オタク女子高(中?)生を演じています。(※ところでここから絵文字が入らなく

なってしまいました。たまにあります。なんでだろう???)  

 

  男子部員 : 「ウワァァァァぁぁぁぁ~~~~!!!!!!」と雄叫び

  環奈さん : 「ハイ! 2012年ドイツ戦、岸川選手の吠えるガッツポーズ!」

  部員たち : 「ピンポーン!」

                          (岸川選手が雄叫ぶ実際の映像)

  男子部員 : 「ヨッシャァァァァァァぁぁぁぁぁぁ~~~~!!!!!!」と床に倒れる

  環奈さん : 「ハイ! 2012年シンガポール戦、水谷選手!」

    部員たち : 「ピンポーン!」

               (勝利の瞬間床に倒れ込んで喜びをあらわにする水谷選手の実際の映像)

  (環奈さん : 「まあまあまあまあ、当然っすよ。でもま、あざーっす」的な感じのやり取りが流れる)

 

  男子部員 : 独特なモーションからのサーブの構え

  環奈さん : 「! ドミトリ・オフチャロフ!」

 

完璧ですね。構成が素晴らしい。

他の方はともかく、私は卓球好きなのでたまりません。

何回も再生して見ちゃいましたよ。

もちろん、誤って削除しないようにロックかけてます。

 

ちなみにドミトリ・オフチャロフとはドイツの26歳の男子選手です。

2014.4.4発表の世界ランクは驚愕の4位!です。

卓球界は男子も女子も中国の一国勝ち状態なので

中国という牙城にいかに切り込むか、中国対世界くらいのレベル差の中で

オフチャロフの4位は勲章ものなのです。

 

とはいえ前出の水谷選手だって最近ランクを上げて現在10位。

岸川選手も22位です。

 

岸川選手といえば最近両国駅近くに「卓球練習場」をオープンさせました。

やるなぁ~岸川。

指導者としてもますますの活躍を期待しています!

 

 

さて、2014年の世界卓球は団体戦です。(個人戦の年もあります、交互なのです。奇数年が個人戦、偶数年が団体戦)

日本は団体戦に強く、しかも今年は日本(東京)開催!

福原選手がケガで欠場というのが悔しいですが、その分心を一つに合わせ、

それぞれが持つ力を仲間と融合させて、一人では勝てない相手にだって

勇気を持って全員でぶつかっていって欲しいです。

 

吼えろベテラン!伸び行け若手!!

頑張れ卓球チームJAPAN!

 

 

 

 

 

 

 


「ちはやふる」っていいですよ

2014年04月14日 | ❷ 本とか映画とか

大切な友人のお嬢さんさんから「ちはやふる」という漫画を借りて読んでいます。

とーっても有名な作品です。

 

描かれるのは「競技かるた」(百人一首です)の世界。

 

主人公は高校生綾瀬千早(あやせちはや)ちゃんという女の子で

かるた界の頂点(日本一)、クイーンを目指しています。

 

「ちはやふる」は彼女を中心に、仲間、ライバル、大人の人たち、子どもたちと、

世代を超えてかるたを愛する人たちが出会い、集い、

それぞれがそれぞれの思いでかるたに向き合い、自分自身に出会っていく

友情や信頼や成長がたっぷりつまった物語です。

 

先日23巻をお借りしました

 

何回でも読めるんです、これが。23巻だけでも何回も。注目する人物を変えて

その人の心模様を想像しながら読んだりしても面白いです。

絵も美しいし、人物とセリフがもうドンピシャ

私の頭の中ではまるで映像が流れているかのようです。(だってまだ夢見る乙女だもの

わたしは千早の、人からどう見られるかなど気にもせず何度も失敗を人前にさらす、

負けをさらせる強さに教えられています。

 

こうして私は1冊の良質な物語から、100冊の売れている自己啓発本なんかよりも

ずっーと大切な何かを教わっています。

豊かな何かを。

豊かな何かは心にとどまります。

まるで結晶のようにね