昨日、猫散歩の途中で男チームの小さい方の人が
「母ちゃん、指先がすっごく臭いんだけど、何の臭いだと思う?」
というのでどれどれと嗅いでみると、こりゃ~~~臭い
なんじゃこの臭いは
「塩辛とキムチを手掴みで食べて その手を洗わないまま、
今度はトムヤムクンスープも食べて
更に青いカビのチーズをつまんだかい?ってな臭いだね。熟成した臭いだわ。
こっれはひどい。ムリ。攻撃のレベル」
足の親指の爪の間の垢の10倍くらいキツイ異臭なのです。
刺激臭というより熟成臭というか、もう何触ったの?って感じ。
さすがに小さい人も「だね~~~臭すぎ、家帰ったら洗うわ」と苦笑いです。
でも少し進むとまた嗅いでみたくなって 嗅がせて嗅がせてとねだって そのたびに
「ひっどーーーー くっさーーーー」とか
「ガスミサイル攻撃を受けています。メーデーメーデー」とか
「クラ~っときた。今、一瞬記憶無くしたわぁーー」とかやってたら
「・・・もうやめて」と言われてしまった。
さすがに傷つくお年頃か。
大人の階段のぼり中だもんね。
外だしね。
ごめんね、と言ってやめました。
・・・・・が、またすぐ思い出しちゃうわけです。
そんで、くっくっくって笑ってしまうわけです。
でまた小さい人に話しかけてしまうのです。
「その指先 猫に嗅がせたら 猫も“くわぁーーー”ってなるんじゃない?」。
「・・・・わかったから」
「“ちょっと目に沁みるんですけどぉぉぉ”ってなるんじゃない?」。
「・・・もういいからさ・・・」
「おめーら、もう来んなよーー出禁なっつって・・・」
「あのさあ、もうこの話題やめてくれないかな」
ああ、またやっちゃった。
私は「本当にしつこい」とよく叱られるのですが、身にしみないので繰り返す。
今 微妙な時期なのに。
お母さんなのに。
なんて・・・・KYな人間なんだろう。
だって、一緒の猫散歩があまりに嬉しくてさ。(うそうそ、いつもしつこいの)
でもこの臭さが猫を引き寄せたのか、昨日はすっごい猫をよんだ私たち。
しばらく姿を見ていなかった猫や、新顔も数匹。
プレッシャーをかけてはいけないので 私たちから近づくことはあまりしないのですが
昨日は猫から来てくれて 私を素通りして小さい人にスリスリしてくる猫もいた。
臭いのおかげかな?
臭いのおかげなのかな?
それとも私の反省が神様に届いたか?
おかげで小さい人も上機嫌に。
ありがとう、私の危機を救ってくれたすべての猫たちに感謝します。
この借りをいつかお返し出来たらしたいと思います。