「サロンクバヤ シンガポール 麗しのスタイル」展

2016-09-17 00:31:31 | めもめも☆彡
渋谷区立松濤美術館に行ってきました。

18世紀から20世紀にかけてのシンガポールのプラナカン(中国やインド系移民の子孫)の女性用民族衣装とその周辺の諸々が展示されていましたよ。
民族衣装、好き


こんな風にずらーっとボディが並んでいるので
(※フラッシュ無し・他人様が写らないなど条件付きで撮影可)
白ブラウスに柄のスカートかぁとふらーっと眺めていたらば
1点1点がとってもゴージャス
レースだったり刺繍だったり染色だったり折柄だったりプリントだったり、
どれだけ手間かかってるんですかな お衣装たち

このゴージャスな(実は色物もある)ブラウス(というか、これがクバヤ=上衣なのですが)は
こんな豪華なジュエリーのブローチ3個セットで前を留めるんだそうです。
合わせは右前でも左前でも構わず、3個のブローチで留めるのが着方のルールだそうですよ、なんだか自由で良いなぁ。

更に、足にはこんなビーズのサンダルを合わせる
とても丁寧な作りで、見ているだけで豊かな気持ちになれます(持ってたらもっと良いかも、だけどね。似合うかどうかは、考えない・笑)


こんな素敵な展示をしてくれる松濤美術館は、こんな建物なのですがこの外観からはちょっと想像できない館内で、それも私は気に入っています

何故か地下2階中央に噴水が!
吹き抜けなので、空も見えます。


ロビーはこんな感じ。
左側が噴水のある側。

階段は楕円の螺旋。
設計の白井晟一という人を私は知らなかったのですが~!
建築ツアー(金曜日の18時から開催)に参加して、渋谷区に関心しましたよ。
興味のある方は、是非、見に行って(できれば建築ツアーも)ください。
知れば知るほど、この建物、美術品の展示に向いてない!!と思う…と思う

例えばこんな風に↓
中央に噴水があるからさ~。
展示するには、丸いガラスの周りにカクカクっと壁を設置しなければならない…。
大変だぁ
よく、こんな非実用的な美術館を許可したよなぁ。見てる分には愉しいから良いんだけど。


さてさて。
今回の展示は25日まで。
次回は「月 ―夜を彩る清けき光」だそうです。
これも結構ツボだなぁ。
行きたい…行かねば!かな





コメント
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