東京都美術館の『没後70年 吉田博展』
ぶっちゃけ、知らなかった〜、吉田博。
新聞にやたらと広告が出ていて、川瀬巴水っぽい?これは好きかも!と思っていたところ。事前予約不要などと書いてあり、ちょうど時間もあったので、行きました。
初期から晩年までの木版画に加えて、版木や写生帖も展示されており、見ごたえたっぷりでした。
観光案内のような日本各地の風景も、こだわりの箇所が、ちょっと面白かったり、山に湧き起こる雲や音が聞こえるような渓流が、とても素敵です。
海外の景色(の木版画もたくさんある!)は、日本とは空気が違っているように見えて良かったです。タージマハルとか、大好き。
毎度、惹かれてしまうのは、月の絵ですが〜。
今回は、水彩画の『雲井桜』がよかった。後に特大サイズの木版画で、似た作品『雲井櫻』もありますが、水彩画の朧月は格別に良し!
解説を読むと、作品だけでなく、吉田博ご本人が、とても魅力的な方ですよ。
色んな意味で、行って良かったなあ。
おまけ川瀬巴水、吉田博と来て、太田記念美術館で笠松紫浪展が開催されているのに気づきました〜。やっぱりこれも行くしかないかしら???