北のパラダイス

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ミッション(mission)

2013年05月22日 | 企業理念
ミッションとは「任務や使命」のことです。
個人のミッション、グループのミッション、企業のミッション、国家プロジェクトのミッションなど、この世の中にはいろいろなミッションがたくさんあると思います。

私の場合は、個人のミッション=企業のミッションであり、以下のような事になります。

”「都市と田園との調和を創造する」事業を通して新たな価値観への転換を図るために、「都市住民と農山漁村の生産者との協働・連携による新事業創出の懸け橋・推進役」となる。”

このミッションは、抽象的で分かりにくい内容かもしれません。
事実、若い人から具体的にどのような事をしようとしているんですか?と創立して間もない頃に聞かれたことがあります。

現在取り組んでいるのは、こだわりの農産物や畜産物、乳製品などを生産・加工している北海道内の農業者や畜産業者、酪農家、加工業者と手を結び、いままでにない新製品や新事業を立ち上げる事です。

国や地方自治体の制度で言うならば「農業・酪農業・畜産業の6次産業化」に近い取り組みです。
ただ、弊社の場合は、国や地方自治体からは補助金を貰わないで極力自前の資金で運営しているところが特長です。

何故そうしているかと言うと、ミッションを遂行していく上で重要なのは自分達の思うようにやることであり、いろいろな制約やシガラミがあると自分達が求めているものと離れて行く事もあるからです。

補助金や助成金、貸付金などを利用すれば、確かに資金的には楽になるでしょうが、その分、思い切った事ができないとか、制約を受ける期間が長くてすぐ商品化できないとか、いろいろ支障も生じて来ます。

昨年の4月に立ち上げた「宮の森アイスプロジェクト」ですが、中小企業診断士会を通じて「専門家派遣制度」を利用しましたが、少額の助成ということもあり比較的スムースに短期間で遂行することができました。
ただ、専門家の意見を重視・採用しなければならないということもあり、ある程度の制約は受けざるを得ませんでしたが...。

これまでにない新たな商品を開発し、それを軌道に乗せて新事業として定着させる、というのは非常にワクワクする取り組みですが、反面リスクも高く、失敗するとなかなか次に進めません。
ですから、1/2補助や1/3助成などの公的制度を利用し、少しでも資金面で楽になりたいと思うのは無理からぬ事です。
でも、私は自分と企業のミッションを遂行するために、これからもできるだけ自前で事業に取り組んで行く所存です。

今度の土曜と日曜に「宮の森アイスの第二弾:ホエーミルクアイス」を製造します。
私も白糠町に赴いて酪恵舎の人達と一緒に製造作業を行い、来週の中頃には札幌に送ることが可能となります。
今のところ7月からの「北海道どさんこプラザ新商品テスト販売」に出展する予定ですが、6月からは先行して弊社で店頭販売を行いますのでよろしくお願いします。


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