北のパラダイス

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幸せの条件?

2013年05月21日 | 日記
中学校3年生の時、担任のS先生が何かの時にこんな事をクラス全員に聞きました。
「幸せってどんな事だと思う?」

みんな、どう答えて良いものだか分らないでいると、「それじゃ、お金がたくさんある事が幸せだと思う人は手を上げて」とS先生が言いました。

私も含めて半分くらいの人が手を上げました。

「じゃ、健康な事が幸せだと思う人は?」

パラパラと手が上がりました。

「なるほど。では、愛が幸せだと思う人!」

3人の手が上がりました。

「今まで手を上げなかった人は何が幸せだと思うのかな?」

手を上げなかった人は「よく分りません」という答えでしたが、1人だけ「幸せは1つだけではないと思うので決められません」と答えました。

私はそれを聞いた時に「本当だ!!その通りだ!!」と感動しました。

実は「愛が幸せ」と答えた3人のうちの1人の女の子に好意を抱いていたので、本当は「愛が幸せ」と答えたかったんですが、でもやっぱり「お金」が無いと生きて行けないし、当然「健康」でなかったら「お金」や「愛」があっても幸せと思えないかもしれないので、やっぱり「幸せは1つだけではない」とその時に納得しました。
今から、40年以上前のでき事です。

今、改めて「何が幸せ?」と自分に問いかけたら、やはり「お金」も「愛」も「健康」も欲しいと思います。
そんな欲張りな!!と感じるかもしれませんが、でもみんなそれを願っているんじゃないのかな、と思います。

ただ問題は、じゃあ「お金」も「愛」もどのくらいあれば幸せなの?
「健康」もどの程度だったら幸せなの?ということですね。

それは人によって尺度はまちまちでしょうから、周りから見たら人も羨むほど「お金」があって、家族や友人からも「愛」されていて、しかも病気1つない「健康」な肉体を保持している人が、案外、幸せを感じていない事もあるんです。

なんと贅沢な!!と思いますが、人間は欲の深い生き物ですから、現状に満足できない限り「幸せ」とはなかなか思えないものです。

じゃあ「幸せの条件」って何なんでしょう?

私なりの答えは「足るを知る」ことです。

周りからどう見られようと評価されようと、本人が「これで満足だ」と「足るを知る」ことができたら、もう後は何も言うことはありません。それはそれで十分に幸せなんです。

ただ、それも「言うは易し行うは難し」で、私も欲の深い人間ですからなかなか現状に満足できません。いったい、いつになったら「足る知る」ことができるんでしょうか?

でも1つ確実に言えることは、不満に思う事がだんだん少なくなってきて、いろいろな場面で満足感が増えてきたような感じがしてます。

年を取ったせいかもしれませんが(笑い)


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