須永博士美術館スタッフブログ

熊本県阿蘇郡小国町にある、須永博士美術館。スタッフ佐藤から様々な情報をお伝えします。

うれしいこと(^^)

2011年06月26日 | スタッフより









うれしいこと、感動することが、毎日いくつもあります

昨日は、午前9時半すぎ、須永博士美術館の開館準備をしていて掃除機をかけていたら・・・

玄関前に1人の女性が立っていました。

どうぞと声をかけると、「組み木館って、ここですか?」とのこと、

近くにある、小黒三郎 組み木館 ズートピアさんへ行こうと思っていたそうでした。

「組み木館はこの道を上がって、左にまがったところです」と説明しましたが、せっかく玄関まで来たんだし・・・

よかったら、うちものぞいて行きませんか?と声をかけてみると、じゃあと、入っていただきました。

須永博士の作品に興味が無い方もいるかもしれませんが、この前まで来たことが、もう出逢いの始まり

ちらっとのぞいてもらい、見るだけでもいいのでという気持ちであがっていただき、

一冊詩集をお求めいただき、

「良かったです

なんか・・・  ここに引き寄せられてきた感じがします。

本当に、きて良かったです。」

と、瞳をキラキラさせて、帰られました。

本当に、よかった

今日も、岡山から来られた方も、宮崎の大学に通う息子さんに会いにきた女性が、たまたま通りがかって看板を見つけて来られました。

学校の先生をされていて、須永博士の色紙を教室に掲示しているそうで、ここにある原画や、新作をみて喜んでいただけました

また、「ずっと探してて、ここにあるのを調べてきました」という方も

本当にありがたいです

それと、宮城県、岩手県、福島県の方からのメールやお手紙も、本当は全て紹介したいくらい、皆さんの努力や、苦悩、強さ、優しさが伝わる言葉に、

「もっとがんばらなくちゃ」という気持ちがわいてきます。

「心をひとつに」という言葉が、あちこちでみられますが、そんな思いの人がたくさんたくさんいて、

みんなが心に思っている、「自分にできること」「やるべきこと」を続けていくことが、

誰にでもできて、誰かに言われてするのではなく、長く続けていけることだろうなと感じます・・・・。

仙台の女性からいただいたお便りに、

「津波で家を失い、いまだ避難所生活をしている方に比べたら、自分の悩みなどちっぽけでぜいたくな悩みです。だから、こんなことは言ってはいけないのです。」

と、5枚にわたるお便りの中に書かれてありました。

私も思います。「自分の悩みなんて小さなものだ」と。

今目の前のことに感謝して、生かされていることに感謝して・・・。

でも、人はどんな状況でも、悩むときもある、苦しい時もある。

それを抱え込みすぎずに、話せる人に話し、つらいときはつらいと言えたら・・・。

人間が、人間らしく、前を向いて歩いてゆけますように・・・。

また、石巻の貞山小学校の皆さんからお便りが届きました

本当にわずかではありますが、熊本からと、東京から、送れるものを送り、そのお礼のお便りでした。

写真には、届いたものを持った笑顔の小学生たち。

お便りには、「うちの車が水没して買い物に行けないのでうれしいです。」と

送ったのは、ほんとうにわずかな服や、須永博士カレンダーなど

申し訳無いくらいの数で、でもまた、これから何が必要かおたずねして送りたいと思っています。

もし、協力してくださる方がいましたら、ぜひぜひよろしくお願いいたします

今年は学校のプールに入ることができない子供たちもたくさんいますね。

でも、できないことより、できることがたくさんあると、この状況の中で現地の方々はがんばっています!

本当にすごいです。

応援し続けましょうね

学校給食も、仙台ではやっと来週あたりから復活するところが増えるそうです・・・。

それまでは、お弁当持参。
子どもを育てている保護者さんの努力もすごいです。


まだまだ普通の生活へは時間がかかろうと、不満も言わずに、逆に感謝して生きている方々に、

不満があろうと、それを口にせずにがんばっている方々に、


動ける人が動いて、できることを続けてゆかなくちゃですね


コメント (2)
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