なにもしないでじっとしているのもつまらないので、車にのせてもらって東宝シネにいきました。観たのは、ウィル・スミスが演じるクリス・ガードナーが、ホームレスから億万長者になったという実話が題材。共演の男の子はウィル・スミスの実の息子。親子の呼吸はぴったり、それにしても素晴らしい親ゆづりの演技でした。ウィル・スミスがサンフランシスコの車のラッシュのなかを駆け抜けるシーンは、さながらアクション映画のよう。苦闘の末、採用の瞬間に凝縮されたラストシーンは、感動しました。
と言っても私のことではありません。「徹子の部屋」は、当地は朝日放送がみれないので、ＢＳ朝日の再放送をみています。今夜が８０００回とか、ゲストの永六輔さんが、顎がはずれた時に「医者が馬乗りになって口に指を入れて左右に開き思い切り胸の方に引き伸ばしてから顎にはめてからまたはずれないようにしばらく顎から頭に包帯をぐるぐるされました」と話していました。何故８０００回の番組でそんな話をしたのかの「おち」がありました。包帯姿が縦の８．口に指を入れたさまが８の横。横の８はエンドレスだから、この番組も・・・とさすがの永六輔さんと感心？？？。なにもしない日をだらだら過ごしているとブログの書き込みも忘れがちです。
２月１９日にこのタイトルで、「定年後の過ごし方」を世界１１カ国アンケート調査したフランスのアクサのデータで、日本は、３番目に多いのが、「なにもしない」と紹介しました。そのときはそれがイメージできなかったけれどいまやその実感を味わう。ゴルフにいけない、旅行も温泉にもいけない。パソコンの会にもでられない。これが行けないでなくて行かないなら、「何もしない」ってとこでしょうか。家事の手伝いにしていた食後の後片付け、食器洗いはしなくて済むのは、楽々！！←これもなにもしないの役得かな？？
