猛暑つづきの昨日は夕6時頃に、きょうは午後2時頃から雷鳴のあとひとしきり振る雨は、天の恵み。乾いたベランダに水をまかなくても済み、体感温度も下がってくれる。雷といえば子供の頃に、蚊帳に入って震えていたこともあった。麻は絶縁効果があり電気を通さず、まんざら迷信やまじないでないらしい。オーケストラの曲で雷鳴の演奏の箇所がある。ベートーベンの「田園」の第4楽章「雷雨、嵐」とかベルリオーズの「幻想交響曲」第3楽章「野の風景」に代表される。受け持ちの楽器、ティンパニーで演奏するため感じを掴もうと雷を心待ちしたこともあった。曲もそうだが、雷鳴と嵐のあとのしづけさの野の風景と、雨が止み、せみが鳴きだすベランダからの風景とは随分趣は違うが、重なり合う。いまはなんとなくけだるい夏の午後に戻っている。
うだるような連日の暑さ、室内でもうんざり、ぐったり。
ある調査で、エアコンの温度の設定を上げたら作業能率が落ちるという結果が出たという。
生産的な作業をしていない身ゆえいくら作業効率が落ちてもよいのに、ついエアコンの入れてしまう。エアコンをつけないのもエコライフだからと今日は、入れずに耐えている。
昨日の日記にちーずさんから、壁面にフレスコ画の教会のコメントがありました。言われている教会ではないと考えられますが、壁面全体にフレスコ画で埋め尽くされた教会がありました。ブルガリアのベルコタルノボからブカレストへの途中、ルーマニア、アルバナシ村で最古というイエスキリスト生誕教会です。16世紀から17世紀に建てられたもので、壁面全体が色鮮やかなフレスコ画でした。なかでも「エッサイの木」と「人生の車輪」の宗教画は良く知られています。「エッサイ・・」はイエスの父ヨセフの先祖、エッサイからイエスまでの家系図が樹で描かれていた。「人生の車輪」は人の生涯が時計のように描かれ、最後は地獄に落ちると表現していた。残念ながら内部は撮影が禁止で画像をお見せできません。