コンサートの翌日は、暖かくて雨もあがりそうだったので、岡山城と後楽園に行く。園の入り口でボランティアガイドの女性から「いかがですか」と声がかかり、園内を案内してもらう。冬の後楽園は静かで落ち着いた雰囲気、草木や回遊する水のぬくもりがある。ガイドさんは、慣れた様子を見せず控えめで、園の四季を想像させてくれた。時折「おかまやは、はるのくに!」と言われたのが耳に残った。画像は、岡山城の天守閣からの後楽園と園内。最後の一枚は、帰りに旭川の対岸の店で食べた地元産のマッシュルームたっぷりのカリーライス。それに紫キャベツとセロリとりんごのジュースとマンゴプリンがついて750円、美味で得した気分でした。ジュースとプリンの写真がありません、すみません。!
27日岡山で久しぶりのコンサートを楽しむ。ラトビア交響というより西本智美さんの指揮ぶりを見たくてということだったが、オーケストラは80年の歴史があり、自分の感触では、ロシアやサンクトべテルブルグと遜色のない力量と思う。団員の多くがギドン・クレメールやミッシャー・マイスキーなどの世界的有名な音楽家を輩出している音楽学校で学んでいるというのが頷けた。韓国生まれモントリオール育ちのウオニーソンが協演したラフマニノフピアノ協奏曲第2番には魅了された。3曲目のブラームス交響曲第4番を指揮した西本智美については、見事ではあるが、端整すぎる感じ、なんとなくしっくりしなかったような受けとめになった。今年の11月におなじラトピアとミッシャー・マイスキーの組み合わせのコンサートがあるので、もう一度聴いて確かめてみたいと思う。