二本立ての映画を観るのは最近では珍しく
密度の濃い内容でしたから、少々疲れました。
一作目は「ジョーンの秘密」
イギリスで科学を専攻した普通の女性がソ連KCBに核開発の情報を漏らし、スパイの道を歩むことにどうしてなったのか実話に基に描かれた作品だった。
映画が語るのは、自分が製造に関わったものが広島、長崎に原爆が投下されたことに衝撃を受けた主人公の女性が反体制のソ連に情報を漏らせば、そのことが将来的な世界の核抑止になると考えて起こしたことがスパイに繋がるが、広島長崎以後世界の状況を見れば、それが映画製作の狙いとも考えらるし、
「イギリス史上最も意外なスパイ」のサブタイトルも理解できた。
同時上映
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/10/c2171fc8f1aaa938b069b32481b1ff16.jpg?1610709102)
パリ
パリの情報自閉症ケア施設でドロップアウトした若者を支える2人の男の姿が絵描れているが、どうしてこのように強く、優しくできるのか、心を揺さぶられた。
(2019/9フランス世界中で大ヒット。
*市民映画会は、文化の香り高い劇映画を低廉で提供し教養の向上を目的としている。
映画の前、喫茶のランチで腹ごしらえ
(Go To Eat食事券が使えました)