皆様おはようございます。
昨日は、小平市のにごりや農園のウド室見学に行ってきました。
この東京のうど、江戸時代に江戸の発展とともに栽培が盛んになったそうです。
そして、昭和の初期から穴蔵による栽培が広がり、現在に至っています。
穴蔵によるウドの軟化栽培は東京だけのものであり、
武蔵野の地域の赤土や、地下水が少ない、などの条件からこの地域で広まりました。
穴蔵に入る前に、ハウス栽培の見学です。
これは、アスパラ。
今の時期、店頭ではメキシコ産等がならんでいます。
東京で作っているところもあったのですね。現場を見ると新しい発見があって本当に勉強になります。
こちらは、小松菜。
真ん中に一つ別の作物があります。
一般的な野菜の種は、交配種と言って同じ性質のものが出るよう生産されています。
けれど、まれにこんな風に先祖の何かの性質が出た個体が発生するそうです。
この個体の正体は農家さんでもわからないそう。
さて、こちらが地下の入り口です。
ダンジョンの入り口?のようなデザインですね。
梯子の昇降はタンクローリー時代以来(タンクの液体の量を目視するために昇降します)。
慎重に降りました。
中は、このように幻想的な世界。温度は、外よりも暖かでした。
ただ、このような所で作っているので、収穫などの作業は大変なものであるそうです。
最後にウド料理をいただきました。10品目ほどありました。
農家の奥様は、お料理の達人でもありました。
ウドは、何にしたらいいの?という方が昨日の参加者にも多かったですが、
生ではシャキシャキ(酢水などで灰汁を抜くとよい)、汁物に入れればホクホクと、意外にも和洋幅広く使えます。
この東京ウドは軟化栽培なので、大きいものでなければ皮も処理せず食べることができおすすめです。
おみやげにウドをもらったので、早速、傷みやすいわき芽をそいでパスタに入れました。
今日はウド農場の見学について書きました。
それでは、皆様お気をつけてお出かけください。