各地に災害をもたらした豪雨も、わが地域では比較的穏やかな、そして珍しいぐらいに梅雨らしい梅雨となりました。そして、梅雨明けと同時に、これも珍しくいっぺんに夏の太陽が照りつける真夏がやってきました。
17日は孫の1歳の誕生祝いで、我が家にやってきました。
5月の連休にも来ているのですが、まだ記憶がないので、「誰?」という表情でしばらくジーと私たちを見ます。そのあどけない澄んだまなざしの愛苦しいこと!
家内が「一生円満に過ごせますように」との願いを込めて一升餅をつき、それを背負わせるのだ、と来る前から張り切って準備しておりました。重さ1.4キロあるとのこと。
長男からは、最近ほんの数歩歩けるようになったと連絡があったばかり。
そんな孫に一升餅を背負わせるというので、「本気か?」と聞くと、「本気」と言う。
「ギャクタイじゃないか!」と言っても「セレモニーだからいいのよ」と一向気にしない。
昼食が終わってしばらくしていよいよそのギャクタイセレモニーがはじまりました。
かわいそうに孫は、寄ってたかって何をされるのかと不安そう。
言葉は話せなくても、気持ちがそのままあどけない表情に現われる。
そして、とうとう声を出して泣き出してしまった。
大人たちは、「首が絞まるから」と、また餅を包む風呂敷を解いて包みなおし、首が締まらないよう後ろから餅を手で支えつつ背負わせようとする。泣きやんでいた孫が再び顔を赤く染めて思いっきり泣き出します。
ああ、かわいそうに。
泣きやんでからも、孫は「いったい、何をしてくれるんだ!」という表情。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/f1/e4f5e7fb9c67634f956683ecdf8e5d7c.jpg)
ご機嫌取りに、
「いない、いない」と言って私がテーブルの下に隠れると、孫もしゃがんで探そうとします。
「ばあ!」とやると、孫が笑う。笑うと嬉しいので、また繰り返す。
遊んでやっているつもりが、どちらが遊んでもらっているのかわかりゃあしない。
翌日、家内がパソコンで孫に写真を添付してメールを送りたいから、そのやり方を教えてくれというので教えてやったが、そのときの孫宛てへの文言にはちょいと感動とさせられました。
その中には、
「○○くんが泣いているときも笑っているときも、じいちゃん、ばあちゃんは嬉しいからね」というような文言があり、男も、女も、このような感情からこそ人は豊かに育てられるんだなあと感じ入りました。
誰だ?女は感情的で困る、なんて言っていた輩は。
えっ、俺? いやあ、オレは知らないぞ!
その後すぐに、長男の嫁から孫の写真を印刷したはがきが届きました。
それには、
「お母さんの暖かい手料理と、お父さんが入れてくれるおいしいコーヒーが、育児に追われる今の私にとって、何よりの栄養です」とあり、また、ちょいとほろり。
そんな自分に年を感じて、ちょっと寂しさも・・・。
神なり親父を取り戻さねばと、あら違った、カミナリ親父を取り戻さねばと思った次第。
17日は孫の1歳の誕生祝いで、我が家にやってきました。
5月の連休にも来ているのですが、まだ記憶がないので、「誰?」という表情でしばらくジーと私たちを見ます。そのあどけない澄んだまなざしの愛苦しいこと!
家内が「一生円満に過ごせますように」との願いを込めて一升餅をつき、それを背負わせるのだ、と来る前から張り切って準備しておりました。重さ1.4キロあるとのこと。
長男からは、最近ほんの数歩歩けるようになったと連絡があったばかり。
そんな孫に一升餅を背負わせるというので、「本気か?」と聞くと、「本気」と言う。
「ギャクタイじゃないか!」と言っても「セレモニーだからいいのよ」と一向気にしない。
昼食が終わってしばらくしていよいよそのギャクタイセレモニーがはじまりました。
かわいそうに孫は、寄ってたかって何をされるのかと不安そう。
言葉は話せなくても、気持ちがそのままあどけない表情に現われる。
そして、とうとう声を出して泣き出してしまった。
大人たちは、「首が絞まるから」と、また餅を包む風呂敷を解いて包みなおし、首が締まらないよう後ろから餅を手で支えつつ背負わせようとする。泣きやんでいた孫が再び顔を赤く染めて思いっきり泣き出します。
ああ、かわいそうに。
泣きやんでからも、孫は「いったい、何をしてくれるんだ!」という表情。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/a9/772af103867cac9ef57f98a5ae6cf49b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/f1/e4f5e7fb9c67634f956683ecdf8e5d7c.jpg)
ご機嫌取りに、
「いない、いない」と言って私がテーブルの下に隠れると、孫もしゃがんで探そうとします。
「ばあ!」とやると、孫が笑う。笑うと嬉しいので、また繰り返す。
遊んでやっているつもりが、どちらが遊んでもらっているのかわかりゃあしない。
翌日、家内がパソコンで孫に写真を添付してメールを送りたいから、そのやり方を教えてくれというので教えてやったが、そのときの孫宛てへの文言にはちょいと感動とさせられました。
その中には、
「○○くんが泣いているときも笑っているときも、じいちゃん、ばあちゃんは嬉しいからね」というような文言があり、男も、女も、このような感情からこそ人は豊かに育てられるんだなあと感じ入りました。
誰だ?女は感情的で困る、なんて言っていた輩は。
えっ、俺? いやあ、オレは知らないぞ!
その後すぐに、長男の嫁から孫の写真を印刷したはがきが届きました。
それには、
「お母さんの暖かい手料理と、お父さんが入れてくれるおいしいコーヒーが、育児に追われる今の私にとって、何よりの栄養です」とあり、また、ちょいとほろり。
そんな自分に年を感じて、ちょっと寂しさも・・・。
神なり親父を取り戻さねばと、あら違った、カミナリ親父を取り戻さねばと思った次第。