ねぎらいの気持ち

先週の土曜日は同業者組合の忘年会でした。

以前は役員会という名称で新年会の会場の下見を兼ねて会のお金で飲むのが目的みたいな(笑)

景気の低迷と会員数の激減から熱海の老舗旅館で芸者を呼んだ派手な新年会からは遠ざかっている。

なので近年は区内の老舗の料亭が会場になっております。

場所を変えるなら言い出しっぺが顔が利くお店で段取りしてくれないと難しいかな？

消極的な二代目が中心なので毎年同じ場所が続いてます(-_-;)

それでも格式からしてこの料亭で顔になるのも自営業者にとっては自慢となるはずです。


このご時世、お座敷が予約で埋まるのも難しく

テーブル席でしゃぶしゃぶをリーズナブルな価格で楽しめる店舗展開をしてる。

忘年会シーズンなので大まかな人数で仮予約を入れておき

前会長時代の相棒が出欠を確認してくれて最終的な人数を店に連絡。

料理のコース（価格）は昨年と同じにしてもらった。

こういう段取りから会員への連絡は私がやってます。


いざ当日、会長から一言挨拶があって開宴となるはずだったが

挨拶が苦手な会長は「じゃ、お疲れさまです」と始めてしまいました。。。


せめて「この一年間、組合活動に協力していただき有難うございました。

　　　　また、今日の忘年会の段取りをしてくれた役員さんもご苦労様でした」

最低限、こういう言葉があっても良いと思うのです。

酔いが回ると「もう会長、辞めたい」が口癖なので歯がゆいです。

私だってこんなやる気のない会長の補佐はつまらないと感じてますからね。


建設関係の仕事とは人の上に立ち、話をまとめあげる能力が無いと務まらないのでは？

材木屋も然り。

大きな仕事や儲かる仕事って入り口で尻込みしてたら発展しないもの。

閉塞感に包まれている今、ほんと「真田丸」は参考になるのです。


勝てる見込みのない戦をするのではなく、自分は勝ち戦をしにここへやってきたのである！

どうやったら勝てるかをギリギリまで考え抜けば何かしらの答えが見えてくるはずだ。

私も「真田家」とは裏切者の印象が強くて好きになれなかったのが

ここへきて信長や秀吉と共通する部分が多いと感じている。

奇想天外な戦法やら、策略から裏切りまであの手この手を使うけど

根元の部分では義に厚い。

それさえ知れば周囲から信頼されるのでしょうね。

えっ？そうなの？？

国会ではTPPに関する協議に反対して「強行採決は許せない！」と叫ぶ民進党。

ラジオを聴いているとそもそも民主党の野田政権時にアメリカが参加する以上は

日本も乗り遅れてはいけないと参加が始まったそうです。


日本という国は優れた技術で作り出した工業製品を輸出して成り立つ貿易立国です。

海外から輸入した農産物の関税を撤廃したら日本の農家はダメになるのは本当でしょうか？

日本の農業を守るために自動車に高い関税を課せられたら本末転倒になりますよね。

納豆に使用する大豆の多くは輸入品だし麺類に使用する小麦も多くを輸入に頼ってます。

納豆やカップ麺の価格が２倍になって困るのは消費者なのですよ。

国内の農家を守るために高い値段の食料品を買ってくれるなら何も心配はありませんけどね。


最近は国内市場が頭打ちなため高級和牛を海外に売り込む例もテレビで紹介されてました。

本丸とも言われる米だって差別化する等生産者も努力が必要だし

安い輸入米に流れてしまう消費者は残酷だと思った方が良いだろう。


農家の味方をする政治家は勉強不足だし選挙の時だけ農家の肩を持つのでは？

ボーっとテレビを観ていると事実とは異なる事を伝えるものが多くなってます。