まさか自分が癌になるとは思わなかったのが本音です。
一人で会社を営む私に損保代理店を営む兄が医療保険を進めてきたので加入。
この保険の目玉は高額医療費を保証してくれるところ。
しかも癌を発症したら保険料が免除になる特約も付けた。
私は5年前に皮膚癌(メラノーマ)を発症し右手親指の爪の下が真っ黒に。
癌と診断されてから手術まで1か月待たされてその間にも腫瘍は大きくなり
骨にまで達していたので親指を骨ごと切断し脇の下からリンパ節も除去しました。
癌になっても手術で切除できる人は助かる見込みがあるのです。
但しメラノーマは癌の中でも最も転移しやすく致死率も高い。
親指を切断しても癌の進行が止まらないと手首ごと切断と言われてました。
独り者の私が利き手である右手を失ってどうやって生きていくのでしょうか?
その場合は抗がん剤治療を受けると主治医が教えてくれました。
ネットで調べてみたらオプジーボ抗がん剤治療を1年間続けると
費用が1500万円も掛かります。3割負担としても450万円が自己負担額になります。
これが今話題の高額療養費なのです。
私は医療保険に加入しているので全額保険で賄えますが。
自分には関係ないと思っているでしょうが家族が癌になったらどうしましょ?
老後の生活資金を食い潰す高額療養費を巡って離婚する夫婦もいるそうです。
その自己負担額を引き上げると言うから問題となってますね。
昨年から厚生労働省がやたらと医療費削減を求めておりますが
健康保険料を納めている方には失礼ですよね~
まずは生活保護受給者の医療費無料から見直すべきです!
救急車の不正利用する輩の多くは生活保護受給者です。
ドラッグストアで薬を買うとお金が掛かるから
とりあえず無料の病院で風邪薬を処方してもらう
こうした無駄使いをなくさないと日本の医療制度は崩壊します。
元NHK岩田明子氏、がん治療経験を告白 高額療養費制度めぐる政府の後手対応「人ごととは思えず」
配信

元NHK解説主幹のジャーナリスト岩田明子氏は9日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜午前7時30分)に出演し、石破茂首相が「高額療養費制度」の今年8月からの負担上限額引き上げの見送りを表明したことについて、自身のがん治療経験に触れながらコメントした。 今年8月からの引き上げ実施には、患者団体などから強い反対の声が出ていたが、政府はこれまで、8月の引き上げは実施するとした上で、来年8月以降については再検討し今秋までに方針を決めるとしていた。しかし、衆院の2025年度予算案が通過し参院審議が始まった途端、今年の参院選を控えた参院側の与党側からも慎重な声が噴出。今回の修正は3度目となり、政府の後手後手対応に批判の声が相次いでいる。 番組冒頭で取り上げられたこの話題について、岩田氏は「がんは2人に1人がかかるといわれる時代であって、国民すべてが抱えるリスクだと思う」と指摘。「私自身、がんの治療をしたことがありますから、人ごとだとは思えなかったんですね」と、これまでの議論への思いを打ち明けた。 その上で「こうしたお金にまず手をつけるということがどうかな、と思ったし、私は衆議院にある間にもっと早い決断があってもよかったのではないかと思いました」と述べ、政府の判断が後手に回ったことに苦言を呈した。 政府は今後、2025年度予算案を再修正する方針で、参院で再修正し、可決した上で衆院に送り再度の議決を目指すが、混乱は避けられない。