こぶた部屋の住人

訪問看護師で、妻で、母で、嫁です。
在宅緩和ケアのお話や、日々のあれこれを書き留めます。
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何から手を付けていいのやら・・。

2011-05-09 23:24:59 | 訪問看護、緩和ケア
今日から、休みが明けて一気にいろんなことが動き出しました。

一番うれしいのは、新しい仲間が増えたこと。

初出勤に緊張しながらも、にこにこと柔らかい笑顔で一日頑張ってくれました。
すごくいい感じです。
きっとすぐに馴染んでくれると思追います。

そして、今の若手の人たちのやる気がすごいので、それも嬉しいことです。

今は、パウチ交換や腎瘻や、褥瘡の処置や、いろんな処置のビデオを撮っています。
同行しながらの手技確認や申し送りも大切ですが、たくさんいるほかのスタッフも、みんな見たいというので、いつでもパソコンの画面でいろんな処置を見ることが出来ます。

少しずつ、マニュアルも作りながら、誰が行っても同じ処置が出来るように、不安なく訪問に行けるように・・そんなことを考えています。

今日は、頚損で長いお付き合いのGさんの排便ケアの方法を、「私が覚えます!」と、手上げしてくれたAちゃんに伝達するための同行訪問もありました。

Gさんは、頚損になって早30年近くなります。
大きな身体は、拘縮のために可動域が狭く、エアマットの上にいろいろなマットを使って、良肢位の保持をしながら褥創予防をしています。
そのポジショニングも大変ですが、その巨体をひとりで体交するのには、ちょっとしたコツがいります。
ベット上で体を移動するのにも、私以外の人はみな、ベットに乗って全身で動かさないといけません。
(私は、なぜがベットに乗らなくても、簡単にベット上なら動かすことが出来ます・・。怪力だと思われているんでしょうけど・・ちがうんだけどなぁ)
Aちゃん、今日は2回目の同行なので、Aちゃんがやるのをそばで見ていました。

ちょっと移動とポジショニングにてこずったものの、なかなか上手にできました。
あと1回か2回同行をすれば、もう大丈夫だと思います。

同行の間、手持ち無沙汰な私は、窓の外に見えるカントリーな風景にひとりまったりとしていました。
 こんなところに麦畑??

若い緑の穂が、折からの風に波打って、ざわざわと揺れていました。

そして、窓の下から見えるのは細い農道。

土の道です。
こんな小さな道ですが、芽吹いたばかりの草木のエネルギーと、大地の香りがします。

空が青いので、陽ざしを受け白く乾いた道に、わずかながら夏の気配を感じました。
  

そんな呑気な気分もつかの間、同行訪問が終わって帰れば、忘れかけていた連休前の残務・・。
ゲロ・・
そして、報告書も少し残っています・・。

夕方に、鶴見区メディカルセンターから研修担当の方が訪ねてくれました。
頼まれていた、ターミナルケアの勉強会の打ち合わせです。
すごく熱心で、本当にいろいろ考えていることに感動。
お役にたてるかどうかわからないけれど、頑張ってみようと思います。

そして・・
帰宅すると大学から封書が届いていました。
「なんだなんだ?」と思って明けると、なんとレポート用紙が・・・

課題に沿ってのレポート提出。

げ~!?もうですか?!

実は、まだ1ページも教科書開いていませんでした。

あー。
もう、何から手を付けていいのかわかりません。