こぶた部屋の住人

訪問看護師で、妻で、母で、嫁です。
在宅緩和ケアのお話や、日々のあれこれを書き留めます。
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増えたり減ったりが難しい。

2011-05-11 22:43:50 | 訪問看護、緩和ケア
訪問看護に限らず、ヘルパーさんだって訪問入浴だって、クリニックだってそうだとは思いますが・・。
ゴールデンウェーク前、いっぱいいっぱいで新患さんをお引き受けして、どうにもならずにお断りした方もいるのに、明けて落ち着けば今度は勤務表のあちこちに空きが目立ちます。

休み中に入院されたり亡くなられたりで、急に空きが出てしまいました。

新患さんも、お受けしていますが、それでもまだ余裕があります。

う~ん

毎度同じことの繰り返しですが、増えるときに一気に押し寄せてきますし、亡くなるときには次々と亡くなられます。

それも、一人のスタッフの受け持ちが一度に減ってしまったりするので、その調整にも頭が痛いです。
「患者さんお願いします!」と言われても、曜日が合わなかったり、時間が合わなかったりで、担当制のデメリットですね。
でも、いい機会だから、同行訪問でほかの人のスキルを学んでもらったりしています。

それにしても、患者さんが増えたり減ったりするたびに、勤務表を睨みながら悩んでしまう私は、肝っ玉の小さい管理者ですね・・。

今週の新患さん2名は、すでに担当が決まりました。
金曜日の新患さんも、すぐに振れそうなのでいいとして、それでもまだ何人かは受け入れ可能だなんて、ちょっと久しぶりです。
休み前にお断りしていたので、いつまでもいっぱいだと思われていることがあるので、受け入れ可能の連絡を始めました。

来週からは看護学生さんも来ますし、わさわさとしてくると、同時にややこしいご依頼が立て込んでくるのが世の習いです。
今のうちに、出来ることはやっておかないとね。


ところで、腰を痛め泣く泣く仕事を辞めたスタッフから、超うらやましいハガキが来ました。

ハガキには、広々とした庭に和風ですっきりとした平屋の家の写真があります。
転居のご挨拶状です。

写真の下には「終の棲家」の文字が・・。

彼女は私よりもずっとお姉さまで、子供たちも独立して悠々自適の生活をされていました。
訪問看護はすごく楽しくて、大好きだと言っていましたが、腰を痛めて退職し、時々美味しいパンを焼いては差し入れてくれていました。
今回、かねてよりご主人の「退職したら妻の実家の富山で、自然に囲まれて自分で野菜を作りながら暮らしたい。」という夢を実現させたのです。

いや~。憧れのスローライフっていうやつですね。

老後、夫婦二人でのんびりと、自然のなかでストレスフリーな生活・・。
夏には庭に夏野菜が実り、冬は雪の中から野菜を掘り出して、時には海へ釣りに出かけて、たまに子供や孫が押し寄せてくる・・。
いいなぁ~。
みんな、一様にハガキを見ながらため息です。
そりゃあ、腰痛なんて治ります。

私も夫とよく話します。
いつか、気候温暖にして風光明媚な海も山もある場所で、自給自足で暮らしたいね~。
なんて・・。

でも、ちゃんと実現している人もいるのだから、私も夢は持ち続けたいと思います。

とりあえずは、目先の山積の問題を、一つ一つクリアしなければだめですね。
明日は、今日残した仕事を絶対かたずけよう!!

・・とりあえず、声に出してみました・・。頑張ります。