いろんなことに首を突っ込みすぎて、最近とみにいろんなことを頼まれます。
「ちょっとお話をしに来てね。」みたいな内容が多くなっていますが、今日はお隣の地域のステーションからの電話で、ほとんど交流がない事業所だったので、ちょっとびっくりしました。
だって、内容が「ラップ療法を地域の先生方に受け入れてほしいけれど、全然理解が得られないし、もっと地域で普及したいのに、どうしていいのかわからない。そちらのステーションが以前から一生懸命にやっていると聴いたので、経験をお話ししてほしい。」というものだったからです。
どうやらめぐみ在宅クリニックからのご紹介のようですし、自分の勉強にもなるかとお引き受けしました。
とりあえず、今は手一杯なので、8月頃をお約束したのですが、またまた自分の首を絞めることになりそうです。
ただ、地域の先生にわかってもらうというのは、実はなかなか難しいことだと思います。
何か新しいものを持ってくるというのは、何につけても抵抗されるものです。
ただでさえラップ療法は賛否両論があって、もう親の仇みたいに嫌ったりする先生もいるらしいですし、逆に妄信的にラップ療法にこだわる先生もいて、もっと臨機応変に考えられないものかと思ったりします。
ただ、これも衛生材料ではないものを使うということで、リスクマネージメントの観点からも、患者さんから説明と同意を求めなければいけません。
それに、創の状態や使用する環境によっては、ひどく蒸れたりかぶれたり、感染を悪化させる可能性もなり、十分なアセスメントと管理が必要になってきます。
それに、不良肉芽がある場合は、医師により適切なデブリを行ってもらい、感染傾向があれば抗生剤を処方していただくなど、主治医の協力は必要です。
ラップ療法信奉者は、デブリもいらないし、自己融解させて自然治癒力で治るのだ!!という人もいますけれど、そこを超えられる体力や栄養状態や環境が全部そろうとは限りませんので、うちのステーションでは安全な折衷型ともいえる管理をしています。
うちが最初に始めた時は、表皮剥離程度から始めて、こちらの采配で出来る範囲で行いながら、エビデンスをもって主治医の先生に使用の了解を取りに行きました。
軽度の症例をいくつか行い、経過の写真も撮りながら、治癒までの期間やコストパフォーマンスも含め提示すると、うちの地域の先生たちは、みんな理解を示してくれました。
一番よかったのは、往診をお願いしている皮膚科の先生が、納得してくださって協力して頂いたことです。
いつも柔軟な対応で、被覆材やお薬もいち早く新しく効果的なものを導入される先生なので、「じゃあやってみましょう。」と言う事になり、実際やってみたらとても効果があることが実証されたので、現在も継続しています。
ただし、ラップ療法と言っても、よく言うサランラップを巻くだけではなくて、ポリエチレンラップ療法と言って、穴あきポり袋にサルバのフラットオムツを入れるものから始まり、現在ではそこから改良され衛生材料として開発されたモイスキンパットを主として使っています。
こういう治療法も、日々進化しているわけで、いかにそのよりよい衛生材料を手に入れ自分の患者さんに調達するかは、ステーションの持っているアンテナによるのだと思います。
アンテナはどうやって増やすのかといえば、やはりあちこちに顔を出す。
意見を述べる。発信する。
これは結構エネルギーがいりますし、自分の仕事が膨れ上がっていきますが、そうこうしているうちに、いろんな情報も手に入ります。
今年度は、増やし過ぎたアンテナのおかげで、篠笛のお稽古をしばらく休止する羽目になりましたが、篠笛はもう少し先、余裕ができた時のお楽しみにしておきます。
とりあえず、知らない人たちと出会いのチャンスなので、私なりに頑張ってみたいと思っています。
ところで、スタッフが教えてくれた今日の笑った話。
いつもトンチンカンな話が楽しいMさん。
Mさんのサイドテーブルの上に、なぜかご主人がウィンナーの袋を置いたままにしてあったそうな。
起き上がったMさんが「あら、これなに?亀?」
スタッフY「いや、亀じゃないでしょう?」
Mさん「じゃあ、スッポン?」
スタッフYと夫 「なんで、亀とかスッポンなの?(笑)」 これだけの話で、ステーションは大笑いでした。
なんか、かわいいでしょう?
こんな話で癒されています。
「ちょっとお話をしに来てね。」みたいな内容が多くなっていますが、今日はお隣の地域のステーションからの電話で、ほとんど交流がない事業所だったので、ちょっとびっくりしました。
だって、内容が「ラップ療法を地域の先生方に受け入れてほしいけれど、全然理解が得られないし、もっと地域で普及したいのに、どうしていいのかわからない。そちらのステーションが以前から一生懸命にやっていると聴いたので、経験をお話ししてほしい。」というものだったからです。
どうやらめぐみ在宅クリニックからのご紹介のようですし、自分の勉強にもなるかとお引き受けしました。
とりあえず、今は手一杯なので、8月頃をお約束したのですが、またまた自分の首を絞めることになりそうです。
ただ、地域の先生にわかってもらうというのは、実はなかなか難しいことだと思います。
何か新しいものを持ってくるというのは、何につけても抵抗されるものです。
ただでさえラップ療法は賛否両論があって、もう親の仇みたいに嫌ったりする先生もいるらしいですし、逆に妄信的にラップ療法にこだわる先生もいて、もっと臨機応変に考えられないものかと思ったりします。
ただ、これも衛生材料ではないものを使うということで、リスクマネージメントの観点からも、患者さんから説明と同意を求めなければいけません。
それに、創の状態や使用する環境によっては、ひどく蒸れたりかぶれたり、感染を悪化させる可能性もなり、十分なアセスメントと管理が必要になってきます。
それに、不良肉芽がある場合は、医師により適切なデブリを行ってもらい、感染傾向があれば抗生剤を処方していただくなど、主治医の協力は必要です。
ラップ療法信奉者は、デブリもいらないし、自己融解させて自然治癒力で治るのだ!!という人もいますけれど、そこを超えられる体力や栄養状態や環境が全部そろうとは限りませんので、うちのステーションでは安全な折衷型ともいえる管理をしています。
うちが最初に始めた時は、表皮剥離程度から始めて、こちらの采配で出来る範囲で行いながら、エビデンスをもって主治医の先生に使用の了解を取りに行きました。
軽度の症例をいくつか行い、経過の写真も撮りながら、治癒までの期間やコストパフォーマンスも含め提示すると、うちの地域の先生たちは、みんな理解を示してくれました。
一番よかったのは、往診をお願いしている皮膚科の先生が、納得してくださって協力して頂いたことです。
いつも柔軟な対応で、被覆材やお薬もいち早く新しく効果的なものを導入される先生なので、「じゃあやってみましょう。」と言う事になり、実際やってみたらとても効果があることが実証されたので、現在も継続しています。
ただし、ラップ療法と言っても、よく言うサランラップを巻くだけではなくて、ポリエチレンラップ療法と言って、穴あきポり袋にサルバのフラットオムツを入れるものから始まり、現在ではそこから改良され衛生材料として開発されたモイスキンパットを主として使っています。
こういう治療法も、日々進化しているわけで、いかにそのよりよい衛生材料を手に入れ自分の患者さんに調達するかは、ステーションの持っているアンテナによるのだと思います。
アンテナはどうやって増やすのかといえば、やはりあちこちに顔を出す。
意見を述べる。発信する。
これは結構エネルギーがいりますし、自分の仕事が膨れ上がっていきますが、そうこうしているうちに、いろんな情報も手に入ります。
今年度は、増やし過ぎたアンテナのおかげで、篠笛のお稽古をしばらく休止する羽目になりましたが、篠笛はもう少し先、余裕ができた時のお楽しみにしておきます。
とりあえず、知らない人たちと出会いのチャンスなので、私なりに頑張ってみたいと思っています。
ところで、スタッフが教えてくれた今日の笑った話。
いつもトンチンカンな話が楽しいMさん。
Mさんのサイドテーブルの上に、なぜかご主人がウィンナーの袋を置いたままにしてあったそうな。
起き上がったMさんが「あら、これなに?亀?」
スタッフY「いや、亀じゃないでしょう?」
Mさん「じゃあ、スッポン?」
スタッフYと夫 「なんで、亀とかスッポンなの?(笑)」 これだけの話で、ステーションは大笑いでした。
なんか、かわいいでしょう?
こんな話で癒されています。