こぶた部屋の住人

訪問看護師で、妻で、母で、嫁です。
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親って言うのは・・。

2012-06-02 23:55:18 | 日々のあれこれ
昨日は、学童保育で子供たちがお世話になった指導員Sさんの寿退職祝いでした。

発起人の一人として、準備のために午後から半休をとり、あちこち走り回って、なんとか無事いい会が出来ました。

現在高校生のOBの親子、約50人が集まり、学童保育所でケータリングを利用してのお祝いでした。


指導員Sさんは、美人なんだけどきっちりしていて、なかなか隙がなく、長年浮いた噂もなく皆心配していましたが、学童のOB父母たちも、まるで娘を嫁にやるような気持ちでのお祝いの集いだったのです。



会は、大盛り上がりで終わり、2次会はいつもの「あさのや」
私は、久々の「あさのや」のつくねとサラスパに感激しばしでした。

ちなみに、20歳になった息子は、調子に乗ってかなり飲んでおりましたが、娘は緑茶で我慢していました。(高校生なんだから当たり前ですが。)

2次会の席で、親の気持ちの話になった時、主任指導員ごっちゃんが、こんな話をしてくれました。

「いや~。この前、息子がやっと一人立ちするんで家を出てったんだけどね。なんというか、もうせいせいしてね、どんどん部屋とか、ものとか片付けて行ってね、本当にすっきりして気持ちよかったのよ。でも、これはあの息子が、いろいろあるかもしれないけれど、一人で生きていけますって、巣立っていったからなんだよね。もう、大丈夫っていうか、役y目が終わったって言いうかね。とうとう旦那と二人だけになっちゃんだけど、淋しくないのよ。」と。
「でもね、これが朝『行ってきまーす』って言って、二度と帰ってこなかったりしたら、たとえゴミ一つでも捨てられないと思うんだよね。これが親なんだよね。」と。

そして、うちの娘に「親ってさあ、こんあことばかり考えてんだよ。分からないでしょう?」と振っていました。
娘は、「はは・・(~_~;)」って感じで受け流していましたが、これは本当に心底同感できました。
というか、すごくうらやましくて、いつか私にも、そんな風に「あー、やっと出てってくれた。あとは、自分でやってくれ!私は自由だ~!」とか思える日が来るのだろうかと。


それは、最大限親としての責務を果たし、子供の成長をこの目で確認できなければ、味わえないことだと思います。

淋しいというよりは、きっとすごく爽快な気分なんだろうなと思います。

親は、子供のためなら死んだって構わないと思っているし、何もかも失っても守りたいと思って生きています。
でも、その呪縛から、心地よく解き放たれるわけで、今の私にとっては、どんな贅沢より贅沢だなぁ・・と感じてしまうのです。


こんな親の気持ち、子供たちもいつか分かってくれるのでしょうか。

その日を、心待ちにしています。


ところで、今日は緊急電話の引き渡しがてら、ナースSの整体&リンパマッサージをうけることとなりました。
ナースSは、実はここずっと休暇や仕事の後に、整体とリンパマッサージを習いに行っていて、今ではかなり腕が上がっています。
独特のマッサージで、リンパの流れを改善しつつ、身体の歪みを強制するという、とっても有りがたいマッサージで、時々肩こりで悲鳴を上げていると、ちょこっと施術してくれたりしていました。
そして、これがめちゃめちゃよく効くのです。

今日はナースSの気遣いで「私の練習台になってください。」という言葉に甘え、何とタップリ2時間近く全身くまなく緩ませてもらいました。
そして、私の一番つらい肩甲骨の痛みは現在消失。
方から首の岩盤のような筋肉は、かなり柔らかくなっています。
筋緊張性の頭痛持ちである私が、今現在薬も飲まずに頭が痛くないのは、本当にSさんのおかげです。

これから、もっともっとスキルアップして、いつでも私の身体で練習してほしいです~。