ヘルメットを4つ5つ持っているにも関わらず、ここ一年以上はオープンフェイスヘルメットばかり使用しているような気がする。
メガネマンなので、フルフェイスやシステムヘルメットをかぶる際に、いちいちメガネを外さなければならないのが煩わしいというのが一番の原因なのだが、オープンフェイスのほうが視界が広がって気持ちが良いというのもある。
もちろんフルフェイスやシステムヘルメットの方が安全性は格段に上なのは承知しているのだが…
さて、ズボラな性格なので前回ヘルメットを洗ってから、随分と洗っていなかったので、ヘルメットの内装から少しばかり臭いがするようになってきた。 流石に臭いという程では無いのだが、このまま真夏に突入すると、悲惨な事になりそうだったので、重い腰を上げてヘルメットを洗う事にした。
今時の(といっても数年前の)ヘルメットなので内装を外して洗える為、内装だけ洗えば臭いは概ね取れるのだけれど、帽体の方は購入してから一度も洗っていない気がするので、今回はそちらも洗う。
内装を外しても、顎紐とか本体側に残る部品もあるし、臭いの元は揮発して帽体側に移る物もあるだろうと思ったからだ。
天気は曇り空だが、雨の心配は無さそうだったので、ヘルメット洗い日和。
顎紐を物干しざおに引っかけて、ヘルメットを逆さまにして干していると、頭頂部付近に水がたまるので、ある程度時間が経過したら、頭を入れる側を下にして、水を排出する必要がある。面倒だが、天日干しだとこの方法が一番早く乾く。
J-CruseもASAGIも内装は何度も洗っているが、まだ加水分解でボロボロになるような事は無さそうな気がする。
まぁ、ボロボロになる時は突然やってくるので、何とも言えないけれど。
因みにJ-Cruseの内装の弱いのは顎紐カバーの皮部分。
ASAGIの内装の弱い部分はチークパッドの樹脂縫い付け部分付近。
J-Cruseの顎紐カバーの皮部分がボロボロになるのは、クイックリリースが当たる部分なのである程度仕方がないのかもしれない。肌に触れる側に問題は無いので、使える間は使おうかと思う。
ASAGIのチークパッドの樹脂縫い付け部分の割れに関しては、縫い付け時に樹脂に負荷が掛かっているのだろうか…ミシン目付近が割れるので、そのあたりに何か原因があるとは思うのだけれど。まぁ、OGKの内装はARAI、SHOEIに比べれば安価なので、割れてしまったら新しいのを買えという事だろう。
シグナスのフロントブレーキパッドを交換した。 前回交換したのが、ODO 5273kmなので、凡そ1.8万km走行しての交換となる。
前購入したのがデイトナのシンタードパッドで、今回も同じパッドなので、新鮮味は全く無い。
パッドのシューはまだ少し残っていたが、このパッドはここまで減ると凄まじくブレーキの利きが悪くなるようで、結構強めにブレーキレバーを握らなければ制動距離が伸びるようになった。
で、ブレーキレバーを強く握る為なのか、ブレーキディスクに対しての攻撃性が非常に高くなってしまい、結果、ブレーキディスクも見て分かるぐらいの段付きを起こしてしまった。
また、このパッドには交換時期を示すような目印が無いので、適当に自分で判断するしかない。
交換時期の目安としては、ブレーキの利きが少し悪くなったかなぁと感じた頃だろうか…それでもケチ臭くシューが残っているからと使用していると、私のようにディスクを削ってしまう羽目になるので、さっさと交換した方が良い。
パッドを交換する際は、キャリパーを取り外す前にパッドを止めているネジを緩めておく。緩めるだけで外さない。
キャリパーを外してしまってからだと、力を掛け難いので、そのような手順になる。
で、キャリパーを車体から外したら、パッドが付いた状態で、ブレーキレバーを握って、キャリパーのピストンが外れない程度に突出させる。
その後パッドを外したら、キャリパーの掃除。
特にピストンは念入りに磨いてから、薄くメタルラバーを塗布してピストンを出したり入れたりしながら、キャリパー内に押し戻す。
メタルラバーは塗装に対して攻撃性があるので、大小の両ピストンを押し戻したら、ピストンシールで押し出されたそれをパーツクリーナーで除去する。
新しいパッドの座金とキャリパーが接触する部分に鳴き止めを塗って、キャリパーに装着。
シューの間に適当な物を挟み込んで、ブレーキレバーを握り、キャリパーとパッドが密着するようにして、しばらく放置。
これは今回使用した鳴き止めが弾性接着タイプの物だからなので、乾式や金属プレートタイプの鳴き止めなら直ぐに取り付けても問題ないハズだ。
鳴き止めが乾いたら、パッドをコインドライバーで押し広げて、車体にセットする。
フロントブレーキが利くまでブレーキレバーを数度握れば、パッド交換終了。
ODO 23576km
実家のスクーターの走行距離が、以前オイル交換をしてから2000km以上走行したという事なので、オイル交換を実施した。
予想通り私のシグナスよりも走行距離の伸びが早い。 ほぼ毎日乗っているのと、田舎なので一回の走行距離が長い為だろう。
さて、これから気温が上がる季節という事もあって、今回使用したオイルは10W-40。
50ccスクーターに使うには少し勿体ないが、パッケージ変更の為に投げ売りされていたカストロールの「Power1 4T」を使用した。
オイルはそれなりに汚れていたので、オイル交換を実施するには丁度良いタイミングだったのかも。
ODO 8141km。
次回のオイル交換は10000~11000kmかな。この頻度だと次のオイル交換も10W-40が必要な季節かもしれない。