先週の平日に休日出勤した分の振替休日を取って、浜大津と京都に行ってきた。
浜大津は以前から乗ってみたいと思っていた、京阪京津線に乗って、路面を走る普通の電車を見てみたかったから。
京都は新型コロナウィルスの影響で観光客がめっきり減って、空いていると聞いたので、一度行ってみようと思ったからだ。
京阪京津線について詳しくはWikipediaあたりを読んで頂くとして、町の中をぐねぐねと曲がりながら入り込んでいく電車というのも、なかなか不思議な感じがする。急こう配や、急カーブでフランジ音を鳴らしながら走る電車は、昔、神鉄沿線に住んでいた事もあって、左程珍しくは無いのだが、それが極低速で住宅街というのが凄い。
浜大津手前からの路面区間は他では見られない光景で、子供の頃に見ていたら今よりももっと楽しめたに違いない。
京阪京津線 浜大津
地元民にしてみれば、普通の通学通勤電車なのだと思うが、観光列車でもあるよなぁと思った次第。
何故ならば、大津~京都のJRの運賃が安すぎるからだ。200円。 大阪メトロの初乗りよりは高いが2区よりも安い。
大阪シティーバスの一律料金よりも安い。 総じてJRは安いのだけれど…
大津~京都の運賃が家~梅田よりも安いのは驚いた。 そりゃあこれだけ運賃に差があったら、通勤で京津線乗る人少なくなるよなぁ。
そんなわけで、復路はJRで京都へ。 昼過ぎに京都に着いたので、時間もあることだし歩いて八坂神社へ行こうという事で、ぶらぶらと散策。
途中、東本願寺に寄ってみた。 コロナウィルスの影響がなければ、平日だろうが観光客だらけのスポットだが、写真の通りガラガラ。
全く人気が無いという訳では無いものの、ゆっくり見てまわるには良い環境かもしれない。
八坂神社は東本願寺よりは人が居た。
先日「茅の輪」のニュースをしていたから、もっと人が来ているかと思ったら、そうでもなかった。
殆ど並ぶことなく茅の輪くぐりができるぐらい。
南門の方では桜が少し咲き始めていた。
帰りに花見小路の様子も見に行ったけれど、こちらも普段よりも閑散としていた。行った時間の問題かもしれないけれど。
これから良い季節になるのに、色々と自粛モードで、観光地は死活問題だろうなぁと感じた。
個人的にはゆっくりと散策できて有難かったが、さて、いつまで続くのか…
シグナスの駆動系の消耗部品の交換を行った。
最近、低回転域でベルトがバタつく感じがしたのと、気温的要因以上に燃費が悪化していたので、ベルトの摩耗が進んでいると思ったからだ。
以前は高回転域では回転数/100km/hぐらいの速度が出ていたのだけれど、今は回転数/105km/h程度しか出ない。
そんなわけで、ベルト交換のついでに、その他消耗品も交換することにした。
新しいベルトはあまり評判の良くない安いベルト。
amazonの評価ではベルトが崩壊している写真がアップされていたりしたので、少なくとも次のオイル交換の際には様子を見ておいた方が良いかもしれない。
純正のベルトはヒビもそれほど進んでいる感じはしないし、まだ使えそう。
しかし置いておいても、結局使わないだろうから、廃棄処分。
互換ベルトと山の形状が異なるのが気になる。ベルトがプーリーの一番内側に落ち込んだ時の曲率を考えると、互換ベルトの山の形状は、あまり良くないんじゃないかと思うのだけれど。 とりあえず様子見かな。
ベルトの幅は古いのが21.12mm、新しいのが22.33mm。どちらも真っすぐに測定できていないだろうから、少し数字を引いて、それぞれ21mmと22mmといったところか。
2万キロで概ね1mm摩耗するということなので、正しく摩耗していると言えるだろう。
次にウェイトローラー。記録を見ると、以前12gから10gに変更したのが、1万キロ未満だったので、凡そ17000kmぐらい使用している。
明らかに変摩耗を起こしている。 純正ウェイトローラーの時にも考察していたのだが、やはり1万キロぐらいに一回の頻度で交換すべき部品なのかもしれない。
スライドピースはまだ大丈夫な感じがする。
どちらもたいした価格の部品ではないので、新品に交換。 ウェイトローラーは今回9gにしてみる事にした。
おそらく台湾仕様と同じ重さ。 定回転変速域の回転数が上がるので、燃費は悪化傾向だが、シグナスのパワーバンドが7千回転付近と比較的高回転域なので、加速は良くなるはず。
クラッチは今のところ滑っている感じはしないが、クラッチスプリングを新品に交換。 トリート用の純正を買ったつもりだったのだけど、袋に貼られているシールをみたらシグナスと書いていた。 同じ物なのかもしれないし、返品交換も面倒くさいので、そのまま使用する。
元のスプリングを外した後、クラッチを動かしてみようと手で触っても、シャフト部分が固着していて、非常に動きが渋い。
クラッチが変なつながり方すると思ったら、コレが原因か…
マイナスドライバーで抉りながらプレートからシューを外して、シャフトを耐水ペーパーで均した後に、テフロングリスを薄く塗布して、シューを挿入。 はみ出たグリスをしっかり取り除いてから、シューがスムーズに動くことを確認。
新しいスプリングを入れて…カバープレートを入れる前にEリングを取り付けてしまう。ありがちな失敗。2度手間、3度手間。
シューはシャフトの部分をソケットレンチのコマか何かで叩き込まないと、完全に装着できないのか、プレートを付けると、Eリングを取り付ける溝が隠れてしまう。
あとは逆の手順で車体に組み付けていって、駆動系の作業は無事に終了。 純正ベルトにしておけば、憂いは無かったのだけれど、次回オイル交換時の手間が一つ増えるだけなので、我慢しよう。
駆動系を触るついでに、エアーフィルターも新品に交換。 以前、互換品を購入してエアークリーナーボックスにハマらなかったので、今回は純正品。
で、何か違うのか観察。 リブの形状が全く違う。 純正のほうが細くて滑らか。
当たり前だが、純正品のフィルターは何の問題も無く装着できた。
エアークリーナーボックスは特にブローバイガスで汚れた様子は無かったけれど、ボックスの前側、ブローバイガスを貯めておくところ?はしっかりとオイルが貯まってたので、細い穴からパーツクリーナーを突っ込んで、軽く掃除。
全ての作業終了後に試走。定回転変速域は以前は6500回転前後だったものが7千回転前後に。
ただしベルトが太くなったからなのか、全体的に加速が鈍い。ただし、速度は回転数×1.1/100km/hぐらいになっている。
クラッチの動きが良くなったので、発進時のいきなりクラッチが繋がる感じは無くなったし、停車前のクラッチの切れも良くなった。
私の使い方だと、駆動系は最低でも2万キロに一回はメンテナンス。ウェイトローラーに限っては1万キロで様子を見た方が良いだろう。
ODO 26235km
シグナスのオイル交換を2月26日に実施した。
エコオイルチェンジャーを取り付けてから、あまりにもオイル交換が簡単すぎて整備したといった感じがないから、ブログにメモを残すのを忘れてしまう。
今回使用したオイルは中途半端に残っていた出光のMULTI RUNNER DH-2(10W-30)を700mlとAZのMEO-012(10W-40)を200mlぐらいを混ぜたオイル。
AZのオイルは良いとして、ディーゼルエンジン用のオイルを使うとか、若かりし頃の自分だったら、絶対にやらなさそうだが、今はあまり気にならなくなった。
スクーターなので変速機の潤滑をしなくても良い為というのが大きい。
シフトチェンジのフィーリングを感じる事ができないから、エンジンが回ってる感じでしかオイルの良し悪しを判断できない。
そして、2000km毎にオイルを交換するなら、オイル粘度以外でエンジンのフィーリングの変化が感じられないからだ。
もちろん10万キロとか乗るつもりなら、良いオイルを入れた方が良いのかもしれないけれど、それだけ走るなら途中で低走行エンジンに交換するか、オーバーホールするだろうし、そもそも他の部分の故障が増えてきて、手間が掛かりすぎると面倒くさくなって、結局乗り換えてしまうような気がする。
こんな感じで、必要最低限のメンテナンスと大雑把な実験みたいな遊びに付き合わされるシグナスが、どれぐらいで壊れるのか…
ODO 26073km
一昨年、知り合いの父親の遺品整理を手伝った際に頂いた物の中にNationalのNQ-HV30という暖房ベストがあった。
昨シーズンは電熱ベストを入手していたので、専らそれを使用していたのだが、如何せんバッテリーの持ちがあまり良くない。
軽いし首回りまで暖かかくてとても良い製品だと思うのだけれど、ハクキンカイロ程の強烈な温かさは無い。あと、電池が切れたときの残念感。
そんなわけで、NQ-HV30を頂いた事を思い出して、引っ張り出してきた。
製品の詳細はメーカーのホームページや、他に詳しく解説している方のホームページがあるので、そちらを参照していただくとして、
実際に使ってみた感想。
デメリットは重たい、腰の暖房ユニットの部分が嵩張る、デザインがダサい。
メリットは長時間の使用にも耐える、ハクキンカイロ並に温かい(というか熱い)、その温かさが背中全体に行渡る。
このベストを頂いた際に、補充用のガスとガスカートリッジを一生かかっても使いきれないぐらい貰ったので、燃費を気にする必要が無いというのも大きい。
まぁ、今シーズンはもう使う事は無いとは思うけれど、来シーズンにはまた頑張って貰う事になるだろう。
着火というかプレヒートに単三電池2本を使用するのだが、電池の液漏れ防止対策として、片付ける前に電池を外すのを忘れないように。