久々に京都方面の山に遊びに行ってきた。未だにセローに慣れていないから、フラットダートの走行回数を増やして、体を慣らすのが半分。最近引きこもり気味だったので、外に遊びに出なければという使命感が半分といったところ。
大阪市内(の外れの方)に住んでいると、ちょっと山に遊びに行くにも渋滞と信号は避けきれないので、どうしても腰が重くなる。
セローのエンジンはCBF1000よりは圧倒的に発熱が少なく、街中を走っていても、死にそうな暑さにはならないものの、KLX125よりは熱い。体感熱量でいえば倍以上熱いのではないかと思う。
でもって、キャブ車なのでオーバーヒート気味になってくると、アイドリングが不安定になって最終的にはストールする。KLX125のインジェクションが如何にラクチンで何も考えなくて良かったのかと、改めて実感する次第だ。
KLX125ぐらいの熱量であれば、オイルは安物鉱物油で問題なさそうだが、セロー225に夏場乗る場合は、オイルのグレートを少し考えた方が良い気がする。といっても精々硬めのオイルにする程度だろうけど…
さて、第二京阪沿いのバイパスをひたすら京都方面へ走って、そのまま北上すれば、走り慣れた桟敷ヶ岳。ダートの入口で空気圧を落として、のんびり走る。
前に来た時と然程変わっていない。フラットダート時々軽いガレ。
テクニカルな道でワイワイするのも面白いけど、それはもう少し涼しくなってからだろう。
この道は森林浴っぽく散歩のように走る方が楽しい。ゆっくり走っていても涼しいのが良い。
流石に1年やそこらで変わるものではないけれど、数年単位で見れば、禿山だった所が青々としていたりするので、その変化を見るのも楽しい。
で、のんびり走っていると山の所有者名が書かれた看板が…
まぁ、そりゃそうか。山を削るような走りはしていないつもりだし、林道でみつけたゴミは拾って持ち帰ってるので、勘弁して頂ければ幸いかと。
いつもの景色が開けた場所まで行って、小休止。ここから見える景色は初めて来た時から、代り映えしない。山肌と木しか見えない林道の中では貴重なひらけた景色だ。
景色に満足したので下山して、持越峠を越えて、国道162経由でカモノセキャビン方面へ。
カモノセキャビンの少し手前で右折して、林道八丁線。
しばらく行くと丹波広域基幹林道と合流する。
以前来た時には基幹林道のゲートが閉まっていたので、走る事が出来なかったが、今回はゲートが開いていた。
看板によると、この基幹林道は全長65km超のかなり長い林道との事。
実走した感じでは、舗装林道時々ダート。支線はダートだったり舗装路だったり。基幹林道も支線の林道も綺麗に整備されていて、アップダウンはあるものの、基本的にはフラット。
随分前に美山の道の駅で、BMW R1200GSに乗ってるナイスミドルに、この辺りにこんな大きいバイクで楽しめるダートなんてあるのかと尋ねたら、「佐々里のほうに~」とか言ってたから、たぶんこの広域基幹林道の事を言っていたのかな。
基幹林道は強烈なアップダウンも無いので、自転車で走っても楽しいかもしれないと思いつつ、のんびり流していると、ぽつぽつと雨が降ってきたので、神楽坂峠で林道を出て、日吉ダム方面へ。
日吉ダム近辺も十分に山の中だというのに、凄まじく暑い。
美山牛乳を飲んで、30分程休憩してから駐輪場に行くと、エンジンの下あたりに油溜まりが…
バイクを立てて油量点検窓を確認したら、そんなには減っていないので、どばどばと漏れてる訳ではないようだ。これはセロー225の持病と言われるシフトペダル部分のオイルシールか、ドライブスプロケット部分のオイルシールの劣化によるオイル漏れか。
直ちに走行不能になる訳ではないが、のんびりともしていられない状況なので、亀岡経由府道6号線で帰路につく。
高槻市街の渋滞に巻き込まれながら、「結局、朝飯の食パン一枚とカフェオレ、16時ぐらいの牛乳だけで遊んでたのか…まだまだ元気だねぇ」と思ったけれど、冷静に考えたら、暑くて食欲が無かっただけだろうな。たぶん。
今度は丹波広域基幹林道の全線走破を目標に遊びに行くとしよう。
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