◎静岡県◎

伊奈半左衛門忠順(ただのぶ)は江戸時代に関東郡代を務めた人物で御厨(みくりや)の父とも呼ばれています。
宝永4年(1707年)の富士山噴火は非常に大規模なもので、風にのった火山灰は江戸まで飛びました。また、この噴火で富士山の中腹にできた火口が宝永山です。
御厨地方と呼ばれる御殿場、小山町、裾野市の一部では甚大な被害が出ました。当時この地方を支配していた小田原藩では処理できず被災地を幕府直轄領としました。
幕府は廃村の方針でしたが、住民らの嘆願によって治水・土木に優れた伊奈忠順を復興の責任者として任命しました。被災地に赴任した忠順は苦しむ住民のために駿府にある幕府の米蔵を独断で開放して被災民に分け与えたため罷免のうえ切腹させられたと伝えられています。
忠順は「御厨の父」と呼ばれ、伊奈神社に祀られるようになりました。

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伊奈半左衛門忠順(ただのぶ)は江戸時代に関東郡代を務めた人物で御厨(みくりや)の父とも呼ばれています。
宝永4年(1707年)の富士山噴火は非常に大規模なもので、風にのった火山灰は江戸まで飛びました。また、この噴火で富士山の中腹にできた火口が宝永山です。
御厨地方と呼ばれる御殿場、小山町、裾野市の一部では甚大な被害が出ました。当時この地方を支配していた小田原藩では処理できず被災地を幕府直轄領としました。
幕府は廃村の方針でしたが、住民らの嘆願によって治水・土木に優れた伊奈忠順を復興の責任者として任命しました。被災地に赴任した忠順は苦しむ住民のために駿府にある幕府の米蔵を独断で開放して被災民に分け与えたため罷免のうえ切腹させられたと伝えられています。
忠順は「御厨の父」と呼ばれ、伊奈神社に祀られるようになりました。

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◎神奈川県◎

「瞼の母」、「沓掛時次郎」、「一本刀土俵入」などの股旅小説を書いた長谷川伸(はせがわしん)は横浜の日ノ出町で生まれました。京急・日ノ出町駅からほどちかい長者橋のたもとに、誕生の地の碑があります。

実際に生家があったのは上流の黄金橋のたもとだそうです。生家は「駿河屋」という建設請負業で流れの職人から渡世の仁義を学んだとか。このあたりは横浜といっても下町で今ではきれいになっていますが、猥雑な下町の名残が感じられます。
長谷川伸は幼少の頃に実母と別れていますが「瞼の母」を書き終えた以降に再開を果たしています。「瞼の母」で母を探す忠太郎は長谷川伸自身だったのでしょう。
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「瞼の母」、「沓掛時次郎」、「一本刀土俵入」などの股旅小説を書いた長谷川伸(はせがわしん)は横浜の日ノ出町で生まれました。京急・日ノ出町駅からほどちかい長者橋のたもとに、誕生の地の碑があります。

実際に生家があったのは上流の黄金橋のたもとだそうです。生家は「駿河屋」という建設請負業で流れの職人から渡世の仁義を学んだとか。このあたりは横浜といっても下町で今ではきれいになっていますが、猥雑な下町の名残が感じられます。
長谷川伸は幼少の頃に実母と別れていますが「瞼の母」を書き終えた以降に再開を果たしています。「瞼の母」で母を探す忠太郎は長谷川伸自身だったのでしょう。
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◎静岡県◎

江原素六は江戸末期から明治・大正にかけて政治、教育や産業の発展に寄与下人物で、特に沼津では江原素六が移り住んだ場所なので江原公園に銅像が建てられています。

しかし、第二次大戦中に資源不足になるとの物資供出のために撤去させられ、国に差し出されてしまいました。像が撤去され台座だけになったのを嘆いた有志が銅像の代わりに玉石が置かれました。玉石が選ばれたのは江原素六の円満な性格を示すためだそうです。
やがて銅像が再建されると、この身代わり石は沼津市少年自然の家の入り口に置かれることになりました。
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しかし、第二次大戦中に資源不足になるとの物資供出のために撤去させられ、国に差し出されてしまいました。像が撤去され台座だけになったのを嘆いた有志が銅像の代わりに玉石が置かれました。玉石が選ばれたのは江原素六の円満な性格を示すためだそうです。
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