3月11~12日1泊2日で名古屋城・名古屋市徳川園・滑常焼き・8丁味噌の郷へ行ってきた。添乗員の話では名古屋は観光で来ることが少ないと言っていた。名古屋といえば思いつくのは名古屋城・金のシャチ・熱田神宮・ういろう・きしめんくらいだ。1月に熱田神宮に来たばかりだが、名古屋城も初めて、徳川園があることも知らなかった。山海温泉も焼き物の常滑も八丁味噌の岡崎も初めてで、すべてを回るツアーがあったので飛びついた。長野~名古屋間の高速道路沿線を外れたツアー参加者乗車ため、松本市郊外・諏訪を回るので早朝長野駅前5時半の早い出発だった。
* 徳川園
11時頃徳川園に到着40分程園内を散策する。園のパンフレットによれば徳川御三家尾張藩二代藩主光友が隠居所として大曽根屋敷を
造営したのが起源だそうだ。その後家老職に譲られたが明治22年からは尾張徳川家の邸宅となり昭和六年名古屋市に寄贈された。
戦後都市公園として改修平成13年日本庭園として再整備を行い平成16年に開園した。
徳川園の名所は「龍山湖」「観仙桜」「大曽根の滝」「虎の尾」「虎仙橋」「瑞龍亭」「四睡庵」だが、事前に下調べをしてないので
見落としたところもあった。
龍 山 湖
龍仙湖(左奥西湖堤) 西 湖 堤
虎の尾にかかる虎仙橋 大曾根の滝
* 名古屋城
12時過ぎ名古屋城に着き、正門入口にある能楽堂の東山ガーデンで名古屋名産「ひまつぶし御膳」の昼食。パンフレットによれば
名古屋城は慶長17年(1612)完成、尾張初代藩主家康九男の義直が入り、以降名古屋城は御三家筆頭尾張徳川家の居城として栄え
た。昭和5年国宝に指定された。昭和20年の空襲で本丸の殆んどが焼失、昭和34(1959)天守閣が再建された。
名古屋城内にある重要文化財 「東南隅櫓・西北櫓・西南櫓・表二之門・旧二之丸 東二之門(昭和47年本丸東二之門の跡に復元)」
「本丸表一之門跡」の立札
説明文
古名は南一之門、本丸大手の主門で外門である表二之門とともに桝形を形成していた。
入母屋造・本瓦葺の二階建てで、門扉の上には石落を設けていた。昭和20年空襲に
より焼失した。
残念ながら復元された「旧二之門 東二之門」は見落とした。
清正の石曳像
天 守 閣 左;東南隅櫓 右;天守閣
名勝二之丸庭園 金のシャチ(天守閣1階に展示)
* 本丸御殿
今回の名古屋城のメインは昨年公開された本丸御殿表書院の見学である。名古屋城は初めてなので時間も十分あったので、天守閣と
二之丸庭園を回ってから本丸御殿を見学した。
本丸御殿公開パンフレットによれば
「平成21年1月本丸御殿復元工事着手ー平成23年7月12日上棟記念式典開催ー平成25年5月29日玄関・表書院公開開始」
となっている。復元された本丸御殿の用材は木曽檜だそうだ。貴重な木曽檜を使わせてい頂いたことへの感謝と地域との交流を深め
るため、平成20年から毎年、名古屋市民による「市民の森づくり」事業を進めているという。
復元された本丸御殿
絢爛豪華な壁画の復元模写
昭和20年の戦災で建物は焼失したが襖や杉戸など外せるものは全て外して疎開していたため、戦禍を免れ平成4年(1992)より、
本格的な復元模写を実施しているという。
名古屋城を後に宿泊地南知多・山海温泉「肅 海風」に向かい、16時前時に到着した。山海温泉は普通の温泉街とは違いむしろ海水浴場のリゾート地という感じの温泉地のようだった。
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