t-catの徒然寄稿

興の赴くままの煩悩炸裂日記です。買い物(散財)やら、最近のハマリ物公開中。猫(ラグドール)と暮らして18年が過ぎました。

リピートは、ない。多分。「劇団 新感線」

2006-06-10 11:47:48 | レコメン・スクェア
かねてから噂は聞いていた、劇団 新感線。
初期の頃からお名前だけは知っていましたが、
今回、初めて舞台を拝見しました。
内野聖陽さん目当てで取ったチケット、
「メタル・マクベス」。

感想は、うーん。
オチが、あれでいいのか??? と、拍子抜け。
ネタばれになるので詳細は他に譲りますが、
一瞬、指輪物語の、
「人間の男に倒せない」
「私は女!」
の、エオウィンを思い出してしまった。
前よりではありましたが、席が端から数えて2席目。
観劇にはまったく向かない位置でもあったので、
残念ながら面白さは半減だったように感じました。
PAの比較的近くだったこともあって、
まず、耳が慣れなくて、始まって数十分は
台詞が聞き取れない。
オケが生演奏のメタルなんですもん。
ありゃないよな…。
迫力はあるけど、ミュージカルと違って
(ミュージカルだったのかな???)
些細な台詞も聞きのがしたくない舞台では
私的にはあまり嬉しくない仕様でした。

また、コアなファンが多い劇団と思われますので、
客席の反応がまばら。
もしかしたらファンには解る「ウケ」とか「ツボ」が
あったんでしょうか。
初見さんには正直解らず、どう反応したらよいのやら。
初めて見る客もリピーターも総じて楽しめる舞台を
望むのは難しいのかな。
1幕目は劇に集中できなくて、ちょっと…でした。

昔懐かしLP2枚組を彷彿とさせるパンフレット
(開いた直後の匂いにも往時を思い出して懐かしかった)、
これはgoodです。
また、このタイプの劇では総じて言えることですが、
要所要所を抑える大御所どころの俳優さんが
全体をびし!!と引き締めます。
TVや映画と違い、生の演劇は見るべき所が多々あり、
観客によって視点がまちまちでしょう、
内野さんと松さんも素晴らしかったですが、
私は上條さんの存在感に圧倒されました。

途中休憩をはさんで約4時間。
退屈はしないけど、リピートしたいかというと
残念ながらペケ。
この劇団の他の演目も、見ないだろうなあ、多分。
だって、評価されまくっているシナリオに
一番浸れなかったんですもの、仕方ないです。

阿修羅城の瞳 映画版(2005) & 舞台版(2003) ツインパック

松竹

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コメント
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