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twitterで「放送大学」のキーワードが賑わっていましたので
何事、と調べてみましたら、大変愉快な出来事があったようです。
当方、放送大学の卒業生でございます。
なので気になって追いかけたら。
おやまあ、です。
twitterは墓穴掘りまくりつぶやきで有名なのに、
そこでアホやらかした人がいたわけですね、
詳しい経緯はこちらをごらんください。
自称有名大教授・矢吹樹、ツイッターで放送大学学長・岡部洋一(東大名誉教授)に喧嘩売ってしまい涙目逃走
ま、なんですね、言論の自由は
憲法で保障されていますからー?
自説を披露するのは一向にかまいません、
心の底から信念持って語りたいなら
堂々と語ればいい。
けど、せめて、自分の発言には責任持ちましょう。
放送大学は本当の大学ではない、
まあ、一般の人の認識ってそんなもんよね、
分かってます。
けど、何て言いますかねえ、
基本的な科目、
国語・数学・理科・社会・外国語は
何故必要なのか、
何を鍛えるのか、
どれひとつとして欠けてはいけないのか、
自分の言葉で説明できるようになったと思っています。
国語は文字通り言語を理解・操作・伝達する為、
数学は物事を整然と分析する為、
理科は科学を理解する為、
社会は身の回りの世界を整理する為、
外国語は外の世界とコミュニケーションをとる為に
必要なんです。
自己と他者との違いを認識し、
それを分かった上で相互理解につとめるために
どの学問も欠かせないわけです。
「英語なんて、数学なんて、実生活で
どの程度役に立つの?」
なんて言い訳にもならないということをですね、
4年間で学んだと思うわけです。
欠けてはいけない理由を中高生の頃に
理解できていたとしたら、
自分の人生はもっと変わっていたんだろうな、と
履修中に何度も思いました。
なわけで、本当の大学じゃない、って言われると
なんか、むかつくんですよね。
(他に言葉がないのかと思うけど、
的確な単語は「むかつく」以外出て来ない)
4コマ漫画みたいな簡潔さで
終息してしまったツィート、
もっと濃い議論を見たかった気もするけど、
喧嘩売った相手が敵前逃亡しちゃったんだから
仕方ないですよね。
学長、見事でございます。
まあ、喧嘩するには相手が悪すぎる、
マイケル・サンデル教授クラスでないと
太刀打ちできないんじゃないでしょうかね、
匿名だから何やってもいいわけじゃないインターネット、
アホとしか言い様がないけど、
ま、お気の毒でございます。