せっかくの水曜日、平日の休みです。
こりゃ映画に行かなくては!
レディースディですよ!
あ、いや、でも、1000円といえば、
2,3日分の食費にはなる。
2本だと5日分の副食代?
映画見るっきゃないでしょう!
とことんエピキュリアンな私です。
お昼代削って映画見ました。
2本目はスターウォーズを。
アニー、あんたせっかちすぎだわ。
大画面で見たい人は行けば?
って感じでした。
TVサイズでも全然オッケーよ、と言う方は
レンタルまで待ってもいいのでは……
冒頭の艦隊戦はすごかったですが……
オビワンとアナキンとの剣劇も
すごかったですが……
6作品通して見て思ったことは、
私はスターウォーズのファンではない、
ってことです。
お好きな方、ほんとにごめんね。
こればかりは好みなので。
で、1本目。
こちらが真打ち、前々から見たかった作品、
ヒトラー~最後の12日間~、行ってきました。
思ったより良作でびっくりした! というのが
第一印象。
方々で言われてることですが、
ブルーノ・ガンツのヒトラーは、
他の記録映画を見る範囲内では
本人のイメージに似ているように見えます。
でも、ヒトラーって、誰が演じても
「同じ」ようになりますね……
パンフレットでは役所はさほど大物ではないのに
ヘルマン・フェーゲライン演じる
トーマス・クレッチマンの扱いが大きいですが、
きっと「戦場のピアニスト」効果でしょうね(苦笑)
あちらの高貴な将校を想像すると肩すかし食います。
個人的には、アルベルト・シュペーアが
随分と紳士に描かれていたのが意外だったのと、
ゲッペルス(夫の方)の似方が興味深かった。
戦場のピアニストでも見ていて辛かったのが
人が死んでいく姿ですね。
戦争は無慈悲に人が死にすぎる。
ゲッペルスの家族は、長男一人を残して
子どもは毒殺、親は拳銃自殺を遂げますが、
ヒトラーとエヴァの自殺シーンよりは
インパクトが強かった。
戦争で死ぬのは、大人だけはない、
女子どももなんだよ、ってことですよ。
それを象徴するかのように、
ユーゲントの少女と上官が拳銃で
自決するシーンも印象深かった。
あと、シェパードのブロンディも
毒殺されていた所もきちんと描いていたのには
芸が細かいなあ、と思ったりしました…
タイトルにヒトラーが入ってはいますが、
メインは彼ではなく、
あくまでドイツ降伏までの12日間。
娯楽作とは言い難い本編を前知識なしに
理解するのは大変難しいかと思います。
作中で妙な既視感にとらわれた台詞は、
ヒトラーの
「真に偉大な人物はすでにこの世にはいない(死んでいる)」
というもの。
先日の当方のblogでご紹介した、
民藝の「アルベルト・シュペール」でも同様の
台詞があり、キーワードに等しい扱いを
受けていたように記憶しています。
多分、アルベルト・シュベーアの手記にも
載っていそうです、
覚えていたら調べておこう。
できれば、第三帝国の末期の歴史と人物の
基礎知識はあった方が2時間を超す作品を
退屈せずに観覧できるかと思いますが、
見終わった後でも遅くはないので、
ちょりっと調べてみてください。
少なくとも、日本で、戦争末期の作品を作ったら
こーいう中庸な作りにはならないはず…。
どこかに涙と賛美が入りそうな気がします。
本編最後のユンゲ本人の述懐に出てくる
インゲ・ショルについては、
白バラ運動をキーワードに書籍を探すと良いでしょう。
つうか、この名前を聞いてピンと来る人に
見て頂きたい映画です。
こりゃ映画に行かなくては!
レディースディですよ!
あ、いや、でも、1000円といえば、
2,3日分の食費にはなる。
2本だと5日分の副食代?
映画見るっきゃないでしょう!
とことんエピキュリアンな私です。
お昼代削って映画見ました。
2本目はスターウォーズを。
アニー、あんたせっかちすぎだわ。
大画面で見たい人は行けば?
って感じでした。
TVサイズでも全然オッケーよ、と言う方は
レンタルまで待ってもいいのでは……
冒頭の艦隊戦はすごかったですが……
オビワンとアナキンとの剣劇も
すごかったですが……
6作品通して見て思ったことは、
私はスターウォーズのファンではない、
ってことです。
お好きな方、ほんとにごめんね。
こればかりは好みなので。
で、1本目。
こちらが真打ち、前々から見たかった作品、
ヒトラー~最後の12日間~、行ってきました。
思ったより良作でびっくりした! というのが
第一印象。
方々で言われてることですが、
ブルーノ・ガンツのヒトラーは、
他の記録映画を見る範囲内では
本人のイメージに似ているように見えます。
でも、ヒトラーって、誰が演じても
「同じ」ようになりますね……
パンフレットでは役所はさほど大物ではないのに
ヘルマン・フェーゲライン演じる
トーマス・クレッチマンの扱いが大きいですが、
きっと「戦場のピアニスト」効果でしょうね(苦笑)
あちらの高貴な将校を想像すると肩すかし食います。
個人的には、アルベルト・シュペーアが
随分と紳士に描かれていたのが意外だったのと、
ゲッペルス(夫の方)の似方が興味深かった。
戦場のピアニストでも見ていて辛かったのが
人が死んでいく姿ですね。
戦争は無慈悲に人が死にすぎる。
ゲッペルスの家族は、長男一人を残して
子どもは毒殺、親は拳銃自殺を遂げますが、
ヒトラーとエヴァの自殺シーンよりは
インパクトが強かった。
戦争で死ぬのは、大人だけはない、
女子どももなんだよ、ってことですよ。
それを象徴するかのように、
ユーゲントの少女と上官が拳銃で
自決するシーンも印象深かった。
あと、シェパードのブロンディも
毒殺されていた所もきちんと描いていたのには
芸が細かいなあ、と思ったりしました…
タイトルにヒトラーが入ってはいますが、
メインは彼ではなく、
あくまでドイツ降伏までの12日間。
娯楽作とは言い難い本編を前知識なしに
理解するのは大変難しいかと思います。
作中で妙な既視感にとらわれた台詞は、
ヒトラーの
「真に偉大な人物はすでにこの世にはいない(死んでいる)」
というもの。
先日の当方のblogでご紹介した、
民藝の「アルベルト・シュペール」でも同様の
台詞があり、キーワードに等しい扱いを
受けていたように記憶しています。
多分、アルベルト・シュベーアの手記にも
載っていそうです、
覚えていたら調べておこう。
できれば、第三帝国の末期の歴史と人物の
基礎知識はあった方が2時間を超す作品を
退屈せずに観覧できるかと思いますが、
見終わった後でも遅くはないので、
ちょりっと調べてみてください。
少なくとも、日本で、戦争末期の作品を作ったら
こーいう中庸な作りにはならないはず…。
どこかに涙と賛美が入りそうな気がします。
本編最後のユンゲ本人の述懐に出てくる
インゲ・ショルについては、
白バラ運動をキーワードに書籍を探すと良いでしょう。
つうか、この名前を聞いてピンと来る人に
見て頂きたい映画です。
![]() | 白バラは散らず 改訳版?ドイツの良心ショル兄妹未来社このアイテムの詳細を見る |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます