t-catの徒然寄稿

興の赴くままの煩悩炸裂日記です。買い物(散財)やら、最近のハマリ物公開中。猫(ラグドール)と暮らして18年が過ぎました。

のだめカンタービレCD 前作の再来なるか?

2005-08-05 08:31:19 | 物欲の権現さん
最近では定期購読雑誌自体ないので
マンガ好きでありながら
リアルタイムに読んでいる作品もなく、
しかも過去好きだった作品が
文庫で再発されるのをぽろぽろ
読み返すのが主流になっている当方にとって、
新聞等の書評は新作を発掘する
窓口になっています。

で、その、新聞で取り上げられていて
興味を持ち、実際におもしろいので
新刊が楽しみな作品の一つが、
二ノ宮知子さんの
「のだめカンタービレ」です。

そろそろ次の新刊が出るころ…と、
ご本人のサイトへ行ってみたら、
9月新刊発売に前後して、

・CDブック
・コミックス
・作中使用曲のクラシックCD

3タイトルが8月9月に
リリースされるとか!

CDブックは8月11日発売なので
大急ぎで方々で検索かけて
みたんですけど、
どこもかしこも「予約終了」

そりゃないよー!

なぜ「のだめ」に興味を持ったかといいますと、
本作よりは付随して発売された
作中使用曲のクラシックCDの発行数についての
記事内容が、
はからずもクラシックの音楽CD業界の
現状を露呈していたからです。

J-POP等ポピュラー音楽とは違って、
クラシックは発行枚数の桁が違います。
ほとんど初版で消えていく運命らしく、
ライセンスの問題で
初版の枚数を超えての再版は
どうやらできないらしいのです。

で、「のだめ」作中で使用されていた曲を
コラボレートしたCDも上限枚数が決まっていて
再発は現状では不可能、
なのに、クラシックCDの常識で初版を
作成したものだから、あっという間に
店頭から姿を消し、
現在でもプレミアがついて
数万の値がついている
あほらしい状況になっているとのこと。
記者は、せっかく新しいクラシックファン層を
発掘する機会なのに、
ライセンスがネックになって
再版できないのは残念だ、と
問題定義をしていました。

CDブックは多分、店頭売りもするとは
思うのですが、
クラシック曲も入っているようなので、
もしかしたらこいつも初版限定に
なるのだろうか。
前作の再来にならないことを祈っています。

あ、もう1枚のCDは、
現時点(8/5)では予約可能なので
後で泣きたくない方は
ご予約はお早めに。
もちろん、当方もポチっと予約しますよ。

ブラームスは、持ってたかもしれないけど、
聞いてみないとわかんないなあ…




のだめカンタービレ (12)

講談社

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ブラームス:交響曲第1番~のだめカンタービレ

キングレコード

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のだめカンタービレ (CCCD)
オムニバス, フィラデルフィア管弦楽団, ガブリーロフ, ムーティ(リッカルド), アンスネス, ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団, バルビローリ, ロンドン交響楽団, プレヴィン, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
東芝EMI

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8/8追記


amazonでも予約可能になってました。
よかった、前作CDみたいな
2000部限定とかでなくって。

のだめカンタービレCD BOOK

講談社

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2 コメント

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のだめ♪ (yuimin)
2005-08-06 01:56:18
わたしも、のだめ大好きです。

普段マンガを読まないんですけど、このマンガにははまってしまって、半年前に11巻をまとめ買いしてしまいました。

少女マンガだけど、音大やオーケストラの日常をかいま見れるようで面白いですよね。

のだめと千秋のやりとりも楽しいし。

このCDどこのオケが演奏するんでしょうね。千秋がブラームスを振るとどういう感じに仕上がるんだろう。楽しみですね。
返信する
お眼鏡にかなっていたのですね (t-cat)
2005-08-07 20:42:26
yuimin様



チェロをたしなまれるyuimin様のお眼鏡にも

かなっているとは、

やっぱり良作だったのですね。



特定のジャンルに特化したテーマの場合、

生半可な描き方だと作品のおもしろさ以前に

読む側は冷めてしまうものです。

ある程度のリアル感は必要です。

私は音楽関係には疎い身ですけど、

良く描けていると、

また、ほどよく創作をもりこんで

楽しませてくれていると思うのです。



千秋振るブラームス、

クラシックは指揮者によって

解釈がまったく違いますから、

何を基準に「重い」か「軽い」か

判断すればいいのでしょう、

難しいですね。

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