杉ちゃんのWEB日記

国際山岳ガイド 杉坂 勉のブログ

2013-11-24 両神山・八丁尾根

2013-11-25 19:32:02 | ガイド山行記録
いよいよ冬ももう間近。空気もだいぶ冷たくなってまいりました。そして関東近郊のハイキングも、いよいよ旬の時期も終わりに近づこうとしています。
そんなシーズン終盤のこの日、秩父の両神山へ行ってきました。天気は移動高に覆われて絶好のハイキング日和。
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ルートはもちろん八丁尾根。
朝6時45分、上落合橋の登山口を出発。ところどころ現れる急登を登り、一路八丁峠へ。



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葉っぱの落ちた林の中の登山道は見通しが良く、とても気持ちの良いアプローチでした。
八丁峠はすでに何名かのハイカーでにぎわっておりました。我々はここで一休みの後、ハーネスを付けていざ八丁尾根へ!


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西岳までの登りは峠から小一時間。しかし一般ルートにしてはなかなかのもので、出だしからクサリ場の乗越し。西岳山頂からはこれからたどる東岳が大きなギャップの先にみえました。



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さて西岳からは一旦大きなギャップを下っていきます。そしてここもクサリの連続。そして細い岩稜のナイフリッジと、難所が連続。なかなか登り応え十分!




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東岳への登りもクサリ場、そしてクサリ場。クサリはしっかりしたものが付いており、またスタンスも大きなものが程よくあるので、登りやすいのですが、傾斜はなかなか。一歩間違えば奈落の底。とても緊張感のあるコースでした。



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幾多の難所を乗り越え、無事に両神山へ登頂。たどり着いた山頂は、多くの人で賑わっておりました。記念撮影もそこそこに早速下山。この時期は日没が早いですからね!





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下りは反対側の、いわるゆ両神山の一般ルート、清滝小屋経由で日向大谷へ。ここ両神山は、山頂を境にこちら側は山容が一変。穏やかな尾根が長く続いています。それでも、さすがは両神山。ところどころクサリ場が!これを慎重にこなし、清滝小屋へ。
小屋から薄川沿いに付けられた登山道は、高度を下げるにつれ紅葉が綺麗に。特に七滝沢と合流する会所から下の紅葉は見事でした!
クサリ場の連続する難所にナイフリッジの通過、そして大岩峰の上の山頂と、沢沿いのきれいな紅葉。とても盛りだくさんの内容に大満足の一日でした!