
今季一番の寒気が日本列島を覆った先週末、極寒の八ヶ岳へ行ってきまいた。
12月13日、美濃戸から入山。昨日までてかてかに凍っていた鉱泉までの道は薄らと雪が乗り、滑らずに歩けたので助かりました。
その晩は明け方まで降雪があり、鉱泉の周辺で10cm程度つもりました。天気も正午ごろが一番いい感じだったので、少し時間を遅らせ、8時に小屋を出発。
硫黄岳に至る登山道は2月の頃のような様相で、岩のゴロゴロした夏道もすっかり雪の下。適度に歩きやすかったです。
ジョウゴ沢を過ぎ、道はいよいよ傾斜をましてきますが、先行パーティーのおかげでトレースはばっちり。
よく踏まれた道で、アイゼンワークの練習をしながらゆっくりと上がっていきました。
赤岩の頭を過ぎるといよいよ風も強くなり、冷たい西風が顔をたたきます。冷たい!!
最後のひと登りの手間で風も増してきたので、ゴーグル装着に手にはピッケル。岩の山頂直下はエビのしっぽに覆われ、今日は真っ白!
ホワイトアウト一歩寸前の状態で11時に登頂。状況の悪い中、頑張りました!
記念撮影を終えると、あとは一目散に逃げるだけ!冷たい風を避けるように樹林帯へもぐりこみました。
赤岩の頭を過ぎ、風も収まってきたあたりで一息。テルモスのお茶がおいしかった!
今回も状況の悪い中、いい体験が出来ました。八ヶ岳に感謝ですね。
また次回年明けにでも次の冬山にチャレンジしましょう!
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