今年もいよいよGWがやってきました!連休前半は定番の穂高。予報はかなり大荒れの感じでしたが、サイトによってまちまちなので予定通り29日に上高地入り。すると意に反して上高地から見る穂高は良い天気。でも稜線の風はかなり強そう・・・。
上高地~明神~徳澤と朝のすがすがしい空気の中、横尾に向かって歩みを進めていきました。やっぱ行きのこの道の雰囲気はいいですね!
横尾からは夏道伝いに本谷橋へ。例年だとここから沢通しにすたすたと歩けるはずが…。本谷橋付近も雪渓が割れ、水流が轟轟!!さらに涸沢へ回り込むまで夏道伝いに歩くはめに…。
さすがにSガレを過ぎれば通常通りの残雪期穂高。この時期の光景はまた神々しくもあり、荘厳でもあり、とても良い感じ。大好きな光景です。
翌日は予報通りの良い天気。稜線の風が少々気になる感じでしたが、奥穂めざし涸沢を出発。ヒュッテのこいのぼりもご覧のたなびき様!風強かった…。
白出のコルまではすでに点々と登山者の列が。さながら蜘蛛の糸?我々もその列にならってアズキ沢へ。ザイテンバットレス横からは傾斜もきつくなるのでアンザイレン。
穂高岳山荘で一休みし、体制を整えていざ奥穂へ最後のアタック。しょっぱなの岩稜帯を慎重に超えていきます。心なしか例年と比べ雪が少なく、登りやすかった。
岩稜帯を抜け、しばらくはなだらかな稜線歩き。案の定ここからは風が強くなってきました。左側に張り出した雪庇に気を付けての登り。途中急な雪壁を越え(所々凍っており緊張しましたね!)、最後の頂上稜線へ。
ちょっと時間はかかりましたが、無事に奥穂の山頂へ。このころより急速に雲が厚くなり始め、悪天の兆し。記念撮影もそこそこに下山開始。ギリギリのタイミングだった!!
予定では穂高岳山荘に泊る予定でしたが、この日の晩から明け方にかけ大荒れの予報が出ており、下山できなくなる恐れもあったので、疲れた体をおして涸沢へ下山。
あけて翌朝は涸沢でも10cmの積雪。稜線は依然荒れ模様。あー昨日降りてきて良かったー!
小雪の舞う中を横尾目指して下山していきました。
読みずらい天気に左右されての山行でしたが、結果的にはいいタイミングで登って、そして降りてこれました。またまた山の神様に感謝ですね。
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